オクトーバーフェストのもう一つの楽しみは、会場に設置された「遊園地」。午前10時にオープンし深夜近くまでやっています。遊園地には大観覧車の他、かなりのスピードで動く乗り物が設置されています。スリル満点ですが、ビールを飲んでから乗るのは危険なので飲む前に楽しんでくださいね。
ミュンヘン市内&周辺のおすすめ観光スポット
オクトーバーフェストが開かれるミュンヘン市内および周辺には、歴史的な建物や教会、美しい庭園など見どころがたくさんあります。イベントに参加する前や後にぜひ観光に出かけてください。
ミュンヘンの顔「レジデンツ」
レジデンツ(Residenz)はかつてミュンヘンを基盤としていたバイエルン王国のヴィッテルスバッハ家が宮殿として建てたものです。外観もさることながら、内装はルネサンス、バロック、ロココ、新古典主義などの様式が混在し、豪華絢爛そのもの。建物内は現在、博物館と宝物館になっていて一般に公開されています。
公式サイト: https://www.residenz-muenchen.de/englisch/tourist/index.htm
入場料:€11(博物館と宝物館の複合チケット)、別々の場合はそれぞれ€7
公式サイト: https://www.residenz-muenchen.de/englisch/tourist/index.htm
入場料:€11(博物館と宝物館の複合チケット)、別々の場合はそれぞれ€7
ツインタワーのある「フラウエン教会」
ミュンヘンを代表する教会の一つが聖母教会「フラウエン教会(Frauenkirche church)」です。オレンジ色の屋根と青いベレー帽をかぶったようなツインタワーがシンボルになっています。大聖堂の中に入ると、祭壇につながる通路の両側に白い柱が合わせて22本立っています。この柱のせいで建物の両側にある窓が見えません。まるで窓がないのに光が差し込む不思議な教会のように見えます。そんなことから、これは教会を建てる時に悪魔と「窓のない教会にする」という駆け引きをしたためだという言い伝えがあります。聖堂の入口にある「悪魔の足跡」はこの駆け引きに負けた悪魔が怒って残したものだと言われています。
公式サイト: https://www.muenchner-dom.de/home/
公式サイト: https://www.muenchner-dom.de/home/
「アザム教会」は後期バロック様式が素晴らしい
ミュンヘンのもう一つの教会「アザム教会(Asam Church)」は建物としては小さな教会ですが、屋内の装飾の素晴らしさで知られています。正式名は「聖ヨハン・ネポームク教会」。アザムとはこの教会の内装を担当した彫刻家と画家のアザム兄弟の名前にちなんでつけられたニックネームです。後期バロック様式を持つ内装は、「この世の苦しみ」「神と皇帝」「聖ヨハン・ネポームクの人生」の3つの世界観を表していると言われています。
参考サイト: https://nicolenaworld.com/munich-asamkirche/
参考サイト: https://nicolenaworld.com/munich-asamkirche/
市民のレジャーの中心「イングリッシュガーデン」
「イングリッシュガーデン」はイーザル川沿いの原野を開拓して作った総面積3.6㎢もある広大な公園です。ミュンヘンの市街地から歩いて行くことができます。ドイツで「イングリッシュガーデン」というのも変ですが、造園を担当したのがイギリス人のベンジャミン・トンプソンでイギリス的な要素をふんだんに取り入れたことからこの名前が付けられました。開園は1789年。現在では、ピクニック、日光浴、サイクリング、ジョギングなどを楽しむ人々で賑わい、人工湖ではボートに乗ったり、イーザル川ではサーフィンもできるようになっています。
公式サイト: https://www.muenchen.de/sehenswuerdigkeiten/orte/120242.html
公式サイト: https://www.muenchen.de/sehenswuerdigkeiten/orte/120242.html