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ARTS    ~ FAG's Liberal Arts ~

Finance as Liberal Arts〜STAGEが掲げる「自由」と「余裕」〜(STAGE編集部)

2015.4.1

自由とは、好きなことだけしていられることではない。何もしなくていい状態や、お金が十分すぎる程ある状態でもない。

自由とは、「自ら方向を定め、そこに向かって自らの力で歩んでいける状態」のことを指す。

それが「自由」である。

つまり、やりたいことを自分で定め、他人に頼らずに自ら進んでいける状態こそが「自由な状態」といえる。

余裕とは、危機にさらされていないことではない。自分が経済的に豊かな状態になっていることでも、心理的に豊かな状態でもない。

余裕とは、「自らが心理的・経済的に恵まれた状態をつくりだし、それを社会に還元できている状態」のことを指す。

つまり、自分が恵まれた状態になることではなく、正しい自分の知識と経験を使い、社会が必要としている価値を提供し、新しい文化をつくることこそが「余裕のある状態」といえる。

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ただし、この自由と余裕を得るには、一定のハードルがある。

自由には責任がつきまとう。
余裕には寛容力が必要だ。

他人に依存しながら自由を得ることは不可能で、自立という責任のもとで、本当の自由が得られる。

自分だけ余裕がある状態を作ることは不可能で、自分の価値を社会に提供する器と寛容力で、本当の余裕が得られる。

人生のSTAGEを、自分自身だけで上げていくのはなかなか難しい。

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人生のSTAGEは、5つにわかれている、と私たちは考えている。

STAGE3までは、自分の経験と学びだけで上がることもできるのだが、STAGE4以上になると、自分の経験と学びから上がるよりも、すでにそのSTAGEにいる人々の器の大きさを肌で感じ、引っ張りあげてもらうほうが容易だ。

つまり、自分の経験を、まだ経験していない人たちに教え、伝えていくことが、社会にとっての価値であるということだ。

それが社会にとって必要とされていない経験や、正しくない経験であれば、あまり価値がない。教えてもらいたい人も多くはない。逆に、だれもが経験できない経験、今の世の中で正しい答えを出している思考は、誰からも求められ、社会が必要とする。

最も価値が高いのは、言動、行動、結果、が一致した経験だ。この経験こそが一人の人間のSTAGEを上げる力となり、さらにSTAGEが上がったら、それを社会に還元することで、社会全体のSTAGEが高まる。

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最良の教育とは、人が自分自身に与える教育である(byウォルター・スコット)

自分自身が教養を高め、教養によって高まった自分をさらに教育し直し、さらに教養を高めていく。その高まった自分の価値を社会に提供していく――そのスパイラルを創りあげることが、自分自身への最良の教育である。

それはしばしば、「自立心」「生きる力」「社会貢献」「成長」などという言葉に置き換えられる。しかし、その本質はこのスパイラルを創りあげるということである。

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Finance as Liberal Arts.

これは、「お金の教養」と訳されるが、本質的には「お金」を軸にした考え方ではない。思考の器や生きる力を軸にしたうえで、これらが高まると、結果として、指標のひとつである「お金」に表れてくるということである。

短期的にお金を作る能力が高い人は、たくさん存在する。しかし、そのお金の量に見合うだけSTAGEが高まっていない場合、見栄のための支出が増えてお金がなくなったり、そのお金をひとりで抱え込もうとするあまり、結果的に他人に取られたり、さらにはバランス感覚を失い、横柄な態度になったりする。

一方、長期的にお金を持ち続けている人は、確実にSTAGEも高い。自分のためだけにお金を使わず、人の成長に時間やお金を使い、長期的に存在していく文化の承継にお金を使う。お金を作る能力と、お金を持ち続ける能力は、違うのだ。

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STAGEの高い人は、キラキラ輝いている。

そのキラキラを彩っているのは、人間力、コミュニケーション力、リーダーシップ、など様々だ。しかし、それを紐解いていくと、自らの手元にある自由と余裕を社会に還元するという思考を持ちあわせており、これこそが輝きの源泉となっている。

STAGEの高い人は、広い視野を持ち、長期的な判断基準を持ち、本質を見極める思考をもっている。その結果、経済的、心理的に豊かになり、社会へその豊かさを還元することで、さらにSTAGEが高まっていくというスパイラルを体現している。

自らの思考の器や生きる力と向き合うことで自分を育て、そこで得られたものを惜しみなく社会に還元する――このスパイラルが社会全体を巻き込んだとき、それは、どんな経済政策にも、どんな哲学や思想にも勝る、社会を大きく変える力になるだろう。

(written by STAGE編集部)

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