「新型コロナ不況」が来ても、かつてのような就職氷河期は再来しない理由

「新型コロナ不況」が来ても、かつてのような就職氷河期は再来しない理由

新型コロナ不況で企業の採用が激減し、就職氷河期が再来するのでしょうか? 少子化で新卒者の人口は減る一方で、採用を絞ると後が怖いのです。また、就職氷河期と比べると企業内の人口構成が変化し、不況が来ても新卒採用を維持できる余裕も生まれています。
新型コロナで株価が大きく下がっても、日本の年金が破たんしない理由

新型コロナで株価が大きく下がっても、日本の年金が破たんしない理由

今年、新型コロナ肺炎大流行の影響で日経平均株価は最大32.2%下落しました。年金資産は株式でも運用しますが「年金制度が破たんするのではないか?」という心配は無用です。なぜなら年金積立金は約120兆円で、運用益の蓄積も約75兆円と大きいからです。
大暴落相場では何を目安にすればいいのか。PBRに着目

大暴落相場では何を目安にすればいいのか。PBRに着目

今回のような歴史的な暴落相場では、PERといったファンダメンタル指標や、騰落レシオといったテクニカル指標はあまり当てになりません。とくに騰落レシオは、これまで想像もしたことがない異常値が出現しました。
【原油先物大暴落】目を背けず波乱相場の中からヒントを探す

【原油先物大暴落】目を背けず波乱相場の中からヒントを探す

2月下旬から激しさを増す投資環境。長らく強気相場が継続していたことからすきを突かれたと感じた投資家も多かったはずです。だからこそダメージも大きいはず。しかも、質の悪いメディアはこの波乱相場をできるだけドラマ仕立てにしてあおりますが、投資家たるものここは冷静にfactfulnessで判断すべきです。市場がザワついている時こそヒントを冷静に探り備えることが大切です。
今は1年に1回の大きなチャンス

今は1年に1回の大きなチャンス

日本株がここ1週間で急激な下げに見舞われています。日経平均は2月25日に2万3,000円、27日には2万2,000円を下回り、3月2日には2万1,000円を割り込む局面があったほどなのです。
今、株式市場に参加することで得られるもの

今、株式市場に参加することで得られるもの

2020年は1月の中東情勢から始まり2月からは想定以上の広がりをみせた新型肺炎の影響で株式市場は大きく変動していています。このような荒れ相場は高みの見物を決め込むべきだという意見は正しいと思いますが、一方で、今、相場に参加することで投資家として大切なものを学ぶことがもできるのではないかと思います。
経済状況は悪くないのに、日本の消費者意識が楽観的にならない理由

経済状況は悪くないのに、日本の消費者意識が楽観的にならない理由

消費者信頼感指数(日本は消費者態度指数)の数値は、日本は主要各国と比べて悲観的です。雇用や物価や企業業績への不安感は薄くても「可処分所得」の伸びがマイナスになった影響が大でした。「結果の数字」も大事ですが、「空気感」もおろそかにはできません。
2020年を前に東京の街は大変身中!

2020年を前に東京の街は大変身中!

2020年には東京で夏季オリンピック・パラリンピックが開催されます。今、都内では都心部を中心にあちらこちらで再開発が進行中です。2020年の夏季オリンピック・パラリンピック前に完成する場所もあれば、その後に完成する場所もあります。そこで、筆者自身が気になった再開発の現状を確認してきました。
米中貿易交渉の「第1段階の合意」によって、中国の景気は上向くのか

米中貿易交渉の「第1段階の合意」によって、中国の景気は上向くのか

米中両国は昨年12月の貿易交渉における「第1段階の合意」に関して、1月15日にホワイトハウスで合意文書に署名しました。
株式市場が波乱の幕開けでも見誤らないための3つ視点

株式市場が波乱の幕開けでも見誤らないための3つ視点

2020年の株式相場は波乱の幕開けとなりました。日本の株式市場が1月6日からと遅いスタートであることから警戒する投資家も多かった中で、やはりかという感が強い年始となりました。それでも波乱相場では落ち着いて冷静に判断することが一番大事です。今日は相場を見誤らないための3つの視点を見ていきます。
〈中原圭介|経済アナリスト〉インタビュー:定年が消滅して働き続ける時代が来る

〈中原圭介|経済アナリスト〉インタビュー:定年が消滅して働き続ける時代が来る

「人生100年時代」といわれ久しいが、私達はこの長い生をどのように生き抜けばよいのだろうか。2019年12月12日に「定年消滅時代をどう生きるか」を上梓した経営コンサルタント・経済アナリストの中原圭介氏にインタビューを行った。
日本株のトレンドは海外投資家が左右している

日本株のトレンドは海外投資家が左右している

「日経平均株価は2019年8月の安値20,110円から、なぜ11月には高値2万3,608円を付けるまで上昇することができたのでしょうか?」 この質問に対する答えとしては、「米中貿易交渉がまとまることで、世界景気や企業業績が回復するという期待が高まっている」といった解釈がよく聞かれます。
八村塁の年俸と彼を取り巻く皮算用|NBA、Nikeも日本浸透ねらう

八村塁の年俸と彼を取り巻く皮算用|NBA、Nikeも日本浸透ねらう

アメリカではNBAシーズンが10月から始まり、世界中のバスケットボールファンの注目の的となっている八村塁選手。そんな21歳の八村の気になる懐事情や彼を取り巻くビジネスサイドの皮算用について調べてみました。
2020年株式相場におけるとても大切なポイントとは

2020年株式相場におけるとても大切なポイントとは

2019年も年の瀬を迎えました。随分と冷え込む日も多くなりましたが米国の株式市場は熱気を帯びています。2020年オリンピックイヤーの株式市場を読み解くヒントを見ていきたいと思います。
世界が景気後退に陥るまでは、円高は進まないだろう

世界が景気後退に陥るまでは、円高は進まないだろう

世界経済が減速し円が買われやすい地合いのなかで、ここ数か月の円相場は107円台~110円台で落ち着いた動きを継続しています。これまでのようにリスク回避の円高が起きないのは、主に2つの需給要因が海外の投機筋による円買いを防いでいるからです。実のところ、円相場の中長期的な動向に影響する需給要因が、夏場あたりから円安方向へ強く作用しているようです。
159 件