本当のセレブが避けるお金の使い方|実際はどう使う?

生き方

本物のセレブのお金の使い方、気になりませんか?セレブと呼ばれるお金持ち層が一体どういったことにお金をかけ、どういったお金の使い方を避けるのか。実例を紹介しながら解説していきます。

2019.8.23

セレブがお金をかけないことは?【浪費はしない】

セレブというと豪華な生活を思い浮かべることでしょう。
しかし、意外なことに、とてもシンプルで質素な生活をしているセレブ層も多数。

一度巨額の富を手にすると、モノでは測れない幸せ度が上がるのでしょう。

ウォーレン・バフェットは、お金で幸せは買えないと言っています。

お金で買えないものがある。ある一定の域に到達すると、生活の質はお金に比例しなくなる。いい家、健康、食事、移動手段。富と生活の質との間に逆相関を始めるポイントがある。私はこの上なく幸せだ。

洋服・ブランド物

Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグは、毎日同じTシャツとジーンズを着ていることで有名です。

スティーブ・ジョブスやオバマ元大統領も、いつも同じ服装をしていることで知られています。

以前に執筆した「お金持ちの服装のこだわりは?流行はどこまで取り入れる?」(https://stage.st/articles/eDFkf
の記事でも紹介しましたが、
生活をシンプルにし、「今日は何を食べようか」や「朝ごはんは何にしよう」と考える決断の数を減らすことで、そのエネルギーをより重要な仕事に活かすためだそうです。

よって、毎日着る洋服へあまりお金をかけないということになります。

普段の食事

セレブの食事と聞くと、いつもミシュランレストランで食事しているのでは?というイメージがあるかもしれません。

しかし、多くのお金持ちが私たちと変わりのないとても質素な食生活を送っています。

世界3位の大富豪ZARAの創業者アマンシオ・オルテガは、ZARA本社にいる時はカフェテリアで社員と一緒にランチを楽しむとか。

チャーリー・アーゲンも、毎日サンドイッチを作ってランチに持参しているそうです。

メキシコのカルロス・スリム・ヘルも、家族と豪華なレストランで食事をするのではなく、家庭料理を楽しんでいるそう。

会食やパーティーなどでいいレストランに行くのが当たり前になると、普通の食事のありがたみがより一層増すのでしょう。

通勤や移動

セレブのイメージは高級車を何台も所有して、街をスポーツカーで走り抜けているイメージ。

しかし、IKEAの創業者であるイングヴァル・カンプラードは、バス移動が基本だそう。しかも10年以上も普通車を運転しているのだとか。

通勤や移動が意外と地味なセレブは他にもいます。

インドで最も裕福なアジム・プレムジは中古車を自家用車としているそうです。飛行機もエコノミークラスだとか。

そんな彼はチャリティーにも熱心で、インドで最も寛大な人と呼ばれています。

セレブはどんなことにお金を使うのか?【投資マインド】

意外と質素で倹約家なセレブについて紹介しましたが、一体その余ったお金はどんなことに使っているのでしょうか。

基本的には“投資”に回しているようですが、金融投資や不動産投資に限らず、自分の経験への投資や、寄付をすることでのコミュニティーへの投資をしています。

投資

先ほども登場した投資家のウォーレン・バフェットは、倹約をしながら稼いだお金は投資に回すようにといっています。

消耗品ではなく、リターンのある株を買うことで、お金は減らずに資産が増えることになります。

お金持ちがもっとお金持ちになる理由はこの投資の仕組みにあるのです。

経験やスキルアップのための自己投資

セレブで歌手のケイティ・ペリーは「お金をたくさん稼ぐためには、たくさん使うこと」と言っています。

彼女はただお金を散財しているわけではなく“自己投資”に使っているのだとか。

接客業なら銀座のブランド店に入って一流の接客を受けたり、飲食業の人はミシュランレストランで食事をしてみるなど、自分のスキルや経験を高めるためにお金を使うと収入アップにつながる可能性があります。

寄付

アメリカの億万長者の投資家ロバート・スミスは、大学の卒業式のスピーチに登場し「君たちの学生ローンは全て払った」と言い、卒業生約400人分の学生ローンを肩代わりし話題になりました。

過去にも大学院や研究への多額の投資を行っています。

「君たちもこの機会を活かしてアメリカン・ドリームを掴んで欲しい」とのことです。

自己啓発作家のトニー・ロビンズも、稼いでいる額によらず給料の10%は寄付をするようにといっています。

セレブは自分のことだけでなく、社会全体や世界のことを考えて行動をしています。そのチャリティー精神が、より良いコミュニティーや環境となって自分にとってもいい影響があることをわかっているのでしょう。

まとめ

セレブは意外と倹約家で、お金を使うところとそうでないところをしっかりと見極めています。
投資への考え方と日常生活での倹約ぶりは私たちも見習いたいものですね。

参考
https://www.fool.com/investing/general/2014/06/08/warren-buffett-finally-explains-why-being-cheap-le.aspx

https://logmi.jp/business/articles/79671

https://www.businessinsider.com/richest-people-in-asia-2016-1?IR=T#9-dilip-shanghvi-2

https://tabi-labo.com/179871/10-differences-between-middle-class-and-millionaires

https://www.elle.com/jp/culture/g236652/cfe-how-to-use-money-celeb-170530

https://www.cnn.co.jp/fringe/35137173.html

https://www.businessinsider.jp/post-100490

https://life-catalog.com/10habits

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Misaki Hoshi

海外 IT企業に新卒で勤めたのち、うつ病になったことをきっかけに退社。 お金との関わり方や自分らしい働き方とは何かを模索し始める。 現在は、4年続けている記事執筆やコンテンツ作成の仕事でフリーランスとして独立。外国数カ国に居住したこともあり、場所や国境に縛られないライフスタイルを送っている。 ミスジャパンツーリズミインターナショナル2017-18/ SSA認定酒ソムリエ カウンセラー・マインドフルネスライフコーチになるための勉強中

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