「時間にとらわれないゆとりある暮らし」を考える

幸せ自作人こと島津信枝です。 最近鉄道の駅にホームドアの設置が増えていますが、海外ではホームドアをほとんど見かけません。 ホームドアは安全対策として有効と思われますが、ホームドアに慣れた日本人が海外旅行をするとカルチャーショックを受けるかも知れません。

カルチャーの違いによる「時間」の捉え方

ところで、話は少し変わりますが、以前ブラジルを旅行したときに驚いた事がありました。ブラジルで最も人口が多いサンパウロ市の地下鉄で電車を待っているときにホームで時刻表を探しました。

ところが何処をみても時刻表が見当たらないので一緒にいたプラジル人に「時刻表は何処にあるのですか」と聞いたところ、答えは「そんなものありません」でした。

日本でしたら鉄道には必ず時刻表があり、その通りに電車が走っているのが当たり前です。

ところがサンパウロの地下鉄は時刻表なしで電車が走っていました。「電車がホームにいればその電車に乗る、いなければ電車が来るまで待つ」というシンプルな仕組みで何の問題もなく運行されていました。

日本では2分遅れた5分遅れたと大騒ぎしますが、それが本当に必要なことなのかと考えさせられました。

細かい事に神経質にならず優雅に暮らすブラジルの人々の方がひょっとしたら幸せなのかもしれません。

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郷に入っては郷に従え

何年か後に、日本に来たブラジル人にこのことを話したら、その人は日本では時刻表通りに極めて正確に電車が運行されていて驚いたそうです。

やはり誰でも自分の住んでいる国を基準として物事を考えてしまうのですね。

そういえばブラジルの人は時間を守ることに対して、さほど重点を置かずにマイペースに行動するが、日本人は関係者に迷惑がかからないように几帳面に時間を守ろうとする傾向があると聞いたことがあります。

ブラジル旅行の時は、時刻表なしで走るサンパウロの地下鉄がとても新鮮であり、時間にゆとりを持って暮らす人々がうらやましく感じられました。

郷に入っては郷に従えと言いますが、海外旅行の時は日本の物指しを一旦捨てて訪問先の習慣や文化を楽しむ事が大切と思います。

今日はこの辺で。

【前回の記事はこちら】
便利は不便!?便利に慣れすぎない大切さについて
自分流を貫く勇気から生まれるもの
断捨離をして手に入れる心地よい暮らし

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