これでもう迷わない!後悔することなく『捨てる』ための5つのコツ

元汚部屋の住人で現在ミニマリストになったIGフォロワー6万人越えのボクが、捨てるコツについて徹底解説していきます!

もっとモノを捨てたいんだけど、何をどう捨てればいいのかがわからない

部屋をもっとスッキリさせたいけど、捨てて後悔するのが怖い

捨てたくても捨てることができず、いつまで経ってもモノだらけの自分に自己嫌悪する

などなど捨てるコツが掴めず、いつまで経ってもモノだらけな自分を好きになることができないと感じている方は多いのではないでしょうか?

この記事ではこんなことがわかります

・捨てることが苦手な人の4つの特徴がわかります
・『捨てる』を邪魔する3つの思考がわかります
・捨てることが捗る3つの考え方がわかります
・気持ち良く捨てるための5つのコツがわかります
・みんなが悩んでいる洋服の捨て方がわかります

捨てるコツを掴んで、モノに支配されない心地良い日々を手に入れましょう。

捨てることができずにモノが増え続けてしまう人は、捨てるスピードが買うスピードに追いついていない

まず捨てるコツがつかめずに悩んでいる方に知っておいて欲しいことがあります。

モノが増え続けてしまう超シンプルなこと

捨てるスピード < 買うスピード

結局のところモノが増え続けてしまう根本的な部分はこういうことですね。『捨てるスピード』が『買うスピード』に追いついていないんです。

そんな簡単なことわかってるし

なんて声が聞こえてきそうですね(汗)しかしまさにその通りでして、どんなことでも本質とは常にシンプルなんです。

難しくしてしまっているのは自分自身ということ。超カンタンでシンプルなことなのに『うまくできない』という理由から、自ら複雑に複雑にしていってしまうんですね。

『捨てる』って実は超高等テクニック?!

『捨てる』って、やろうとすれば日常的に誰でも気軽にできてしまう行為なので、なんだか当たり前の超カンタンなことと捉えられている気がします。

しかし!ボクはこの『捨てる』っていう行為は超高等テクニックだと思うんです。実際にこの『捨てる』がうまくできなくて悩んでいる方は多いですよね?

それは捨てるということはある程度失敗をして経験をしなくては磨かれていかないからです。ボク自身これまで様々なモノを捨ててきましたが、失敗したと思うモノも少なからずありました。

失敗を恐れてやらなければいつまで経ってもレベルアップすることができません。

しかしご安心してください。今は断捨離や整理整頓、片付け関連の本が山ほど出ています。行動を伴わない知識は意味がないのですが、何よりもまずは知識を吸収する必要があります。

まずは図書館に行ってわかりやすいような本を借りてきて読んでみてください。きっとあなたの『捨てる』レベルを上げるヒントが見つかるはずです。

そしてこの記事に書かれていることも参考にしてもらえたら嬉しいです。

捨てることが苦手な人の4つの特徴

1、後回し思考が定着している

捨てることが苦手な人はどうしても物事を後回しにしてしまう傾向があります。

掃除しなくちゃな〜。まいっかあとでやれば

勉強しなくちゃな〜。まいっかまだ時間あるし

などなどホントにやらなくてはいけないことを後回しにして、目の前にある楽しいことに時間を使ってしまっているんですね。

結果として『やらなくてはいけないこと』が積み重なり続け、さらにやらなくなるという悪循環に陥ってしまうんです。

2、決断力がない

なぜ捨てることができないのか?それの理由の一つに『決断力がない』ということが挙げられます。

モノを捨てる決断ができずにそのまま放置してしまったり、とりあえず目に見えない引き出しの奥の方に押し込んじゃう。

ウヤムヤにし続けてしまうため、気づくと身の回りには好きじゃないモノが溢れていってしまうわけです。

これは人間関係でも言えることかもしれません。ウヤムヤにしているため、嫌いな人とも付き合わなければいけなかったりと、人間関係の悪循環に陥ってしまう可能性も考えられます。

3、自分に自信がない

上の章の『決断力』にも繋がっていることなのですが、自分に自信がないとどうしてもモノを捨てることができません。

自分の捨てる判断を信じることができないため、最初から自分の判断を疑ってしまうわけです。

結果として捨てても問題ないモノでも、過去を振り返ってしまい『やっぱり捨てない方が良かったんじゃ、、、』『こんなことなら捨てるんじゃなかった、、、』など怯えるような感情が湧いてきてしまいます。

4、何らかのストレスを抱えている

仕事のストレスや人間関係のストレス、金銭面のストレスなどなど、ストレスによって正常な判断ができない状態に陥ってしまっている人もいます。

ある心理研究によると人は何らかのストレスを感じていると、思考に圧力がかかってしまい間違った判断をしやすくなるそうです。

ホントはもういらないモノなのに捨てる判断をすることができなかったり、逆も然りでホントは必要なモノなのに捨ててしまったり。

結果として後悔に苛まれ捨てることがさらに怖くなってしまう。

また、ストレスが原因で部屋が散らかっていること自体に意識を向けることができていない可能性もあります。ストレスで頭の中はいっぱいいっぱい。その他のことが考えられなくなってしまうわけです。

そんな場合は早急に『ストレスの最小限化』が必要です。

捨て始める前に頭に入れるべきは『捨てるテクニック』ではなく『自治体のゴミ分別冊子』?!

先ほど断捨離や整理整頓の本を図書館から借りてきて読みましょうというお話をしました。

実はそれよりも先に読んで欲しいものがあります。

自治体が発行しているゴミ分別小冊子

もしかしたら電子版で出している場所もあるかもしれませんが、このゴミ分別冊子はできれば熟読してもらいたいモノです。

というのも『捨てる』を阻んでいることの一つに『どう捨てたらいいのかわからない』というのが少なからずあります。

ボク自身どうしてればいいかわからないモノは後回しにしてウヤムヤにしがちでした(汗)

そんな時に役立つのがこのゴミ分別小冊子ですね。回収してくれるゴミの分別はもちろんですが、もっと特殊なモノだったり、大きくて回収してくれないようなモノの処分方法がしっかりと明記されています。

自治体ごとにルールが違いますので、まずは自分の住んでいる地域のゴミ捨てルールを熟知する。

こういうゴミはこうやればカンタンに捨てられる

こんなことが頭に入っているだけでも『捨てる』というハードルをだいぶ下げてくれますのでオススメですよ。

家にあるモノは大きく3つに分けられる

1、増えがちだけど捨てやすいモノ

例えばDMや書類関係。あとは日々の生活で出るゴミがこれにあたります。これらのモノは必要なモノを除いて当たり前のように捨てましょう。家に長期間居座らせてはいけません。

2、増えがちだけど捨てにくいモノ

洋服や食器、インテリア小物や雑貨、日用品全般がこれにあたります。きっとあなたを悩ませている捨てられないモノはこれらのモノではないかと思います。

しっかりとしたルールを決めておかなければドンドン増殖してしまうモノです。この記事ではこの『増えがちだけど捨てにくいモノ』の捨てるコツを下の章から徹底解説していきます。

3、滅多に使わないけど捨てにくいモノ

思い出の品物、もらったモノ、使っていないけど大切なモノなどがこれにあたります。これらのモノは大前提としてムリに捨てなくても大丈夫。

手放す決心がついたら手放せばいいし、どうしても大切なモノならずっと持ち続けても良いんです。

もちろんあなたにとって価値のないモノ、あなたの悩みのタネになりそうなモノならガシガシ捨てましょう!

実際にモノを捨て始める前に捨てるべき3つの思考

1、「どうせできない」という思考を捨てる

まず大切なのは自分を疑わないことですね。きっと捨てることができなくて悩んでいる方は、過去にも同じ失敗を繰り返してきていると思います。

その経験から『どうせできない』と思ってしまうんですよね。

気持ちは痛いほどわかります。けど自分を疑っている以上は捨てることができる人にはなれません。

なぜかというと『どうせ〇〇』という思考は『やっぱりね』を連れてきてしまうんです。

どうせ私にはできっこない

という言葉を使うと、そんな自分を正当化するために『自分が失敗する根拠』を無意識に探し始めてしまうんです。恐ろしいですよね(汗)

だって過去にできた試しがないし

仕事だって失敗ばかりで怒られてばかりのダメ人間だし

失敗するかどうかは置いておきましょう。結果ももちろん大事なのですが、行動することができたってことも評価するべきですよね。

失敗と捉えずに経験と捉えればいいわけです。失敗を積み上げるとネガティブになっていってしまいますが、経験を積み上げれば成長する糸口になるはずです。

2、「言い訳」思考を捨てる

人はどうしても『損をしたくない』という感情が優位に働いてしまいますので、最後の最後に悪あがきをしてしまいます。

やっと捨てる決意をしてゴミ袋に入れる寸前で「いや、だってまだ使えるし」とか「いや、まだ使えるのにもったいないじゃないか」なんて具合に。

そんな方にこんな言葉を贈りたいと思います。

「もったいない」「まだ使える」
けど使っていない、特に大切なモノでもないのなら持っている必要がないんです

これらの「言い訳」はあなたの家の物量を確実に増やし続けてしまいます。

3、「捨てたら後悔するかも」思考を捨てる

確かにモノを捨て始めると後悔することもあります。きっと捨て始めた頃は多くの後悔を経験する可能性もあります。

けど大半のモノって捨ててしまえば、今まで悩んだりしていたことがなんだったんだと思うほど忘れてしまうものなんです。

けど100個に1個とか1000個に1個くらいの割合で必要になるものが出てくるかもしれません。

しかし、そのたった1つの後悔のために、残りの100個の見るだけで嫌な気分になる不用品を家におき続けるのか?ということです。

ここでボクが尊敬してやまない整理収納アドバイザーの戸田里江さんの言葉を伝えたいと思います。

手放す苦痛は一瞬
持ち続けるストレスは一生

『楽々できる生前整理収納』より引用

実際に捨て始める前に考えてほしいこと

なぜ捨てるのでしょうか?捨てるって目的ではありませんよね。捨てるってことは一つの手段です。

じゃー何のためにモノを捨てるのか?それは日々心地良く暮らしためです。自分だけでも家族がいる方でもそうですが、みんなで幸せに暮らすためにモノを捨てるわけです。

そこをまずはしっかりとイメージしましょう。より具体的なイメージの方が効果ありますよー。

捨てるの先の幸せなイメージ

・片付けに休日を奪われない日々
・掃除の時間が短縮されて時間に余裕を持って生活できる日々
・朝の時間をゆったりとできる日々
・イライラせずに家族と接することができる日々

気持ち良く捨てるための5つのコツ

1、捨てやすいモノから捨てる

捨てるという行為にはある程度の『テンポ』が大事になってきます。例えば一つ手にとって10分以上考えて、また違うモノを手に取る的なものはテンポが良いとは言えません。

リズムよく捨てる癖を身につけるために、まずは難易度の低い捨てやすいモノからはじめていきましょう。間違っても思い出系のモノから捨てはじめてはいけません。

思い出系のモノは捨てる難易度がトップクラスです。そしてしっかりと向き合いながら捨てる必要があるモノですよね。

例えば、まずは明らかなゴミ、明らかに使っていないモノ、DMやいらない書類などなど。目についた捨てやすいモノからドンドン捨てていきましょう。

2、捨てる判断には時間制限を設ける

捨てる時にテンポが大事というお話をしました。今度は捨てる判断をする時にも時間制限を設けましょう。

例えば捨てるかどうかを5秒以内で決める!とか10秒以内で決める!といったことですね。時間内に判断がつかない場合は『保管ボックス』を使って保留にしておきましょう。

ひと段落したらこの『保管ボックス』内のモノをもう一度確認してみる。捨てるということは基本的にこれの繰り返しです。そうやってドンドン捨てる精度が上がっていくんですね。

3、期限を決めて捨てる

わかりやすいのは『〇年以上使っていないモノは捨てる』というルールを決めてしまうこと。もちろん大切なモノは捨てる必要はありません。

使っていない、今後も使う見込みのない、もう興味すらない、そんなモノは問答無用で期限で考えて捨ててしまいましょう。

4、値段の価値ではなく、自分にとっての価値で捨てる

よく陥ってしまうことに『高価なモノだから捨てられない』ということがあります。数万円したモノや数十万円したモノなどなど、買った時の価値で判断してしてしまうわけですね。

しかし、残念ながらいくら高額だからといっても使っていないならあなたにとっての価値はゼロではないでしょうか?

そんな時はボクの場合はネットオークションサイトで売却してしまいます。買った時に高額だったということは、もしかしたら結構な高値で落札されるかもしれません。

高額だから捨てる判断ができないモノは、お金に変える努力をすると意外とあっさり捨てられたりします。

5、モノには定位置を決めて、そこがいっぱいになったら捨てる

例えば洋服をこの収納の引き出しに入りきるのみ!と上限を設けてしまうんです。そこから溢れそうになったら捨てるという合図。

『上限を決める』というのは家計管理でも捨てる作業でもとても良い手段の一つです。上限があるからそれ以上お金を使わなくていいし、それ以上モノが増えないわけです。

特に女性が増えがちな洋服関係はこの『上限を決める』はオススメです。

【番外編】みんなが悩んでいる洋服を捨てるコツ

洋服は特に女性の多くの方が悩んでいるモノの一つではないでしょうか?

今回は洋服を捨てるコツを個別に紹介させていただきたいと思います。といってもカンタンです。下の『洋服を捨てる基準リスト』に沿って判断していけばスグに捨てられるようになれます!

洋服の捨てる基準リスト

・破れていたり、傷んでいたりする服
・サイズが合っていない服
・着心地が悪く、着るのを躊躇する服
・一年以上着ていない服
・持っていたことすら忘れていた服
・それがなくても特に困らない服
・修理する場合高額になる服
・重複している服

わかってはいるんだけどどうしても捨てられない、、、

そんな時はその服を実際に着てみて、仕事に行ったり、買い物に行ってみたり、友達と会ってみたりしてみましょう。

その時の感情を注意深く観察してみましょう。

その服を着ている自分を誇らしく思えるのなら、それはあなたにとって大切な洋服です。捨てずに大切にしてあげてくださいね。

もしも着てはみたけど「これで外に出るのはな、、、」とか「これで友達には会えないな、、、」とか「これでもう外出れないな、、、」となってしまった場合、その洋服は高い確率であなたにとって必要のない洋服ということになります。

レンタルコンテナ、トランクルームの使用は慎重に

家にモノが入りきらなくなってレンタルコンテナとかトランクルームを借りる人がいるかと思いますが、ここは慎重になる必要があります。もちろん必要なモノを預けるのは問題はありません。そのレンタル費用も必要経費ですよね

しかし、マズイのは不用品の保管のために借りるというパターンですね。モノが増えすぎたからとりあえずトランクルームを借りてそこに入れる。

これは捨てる決断を後回しにするのと一緒に『不必要な出費』をすることになってしまいます。モノが増え、さらに固定支出も増えるというまさにダブルパンチ状態(汗)

必要なモノを預けるのは全く問題ありません。不用品をとりあえず預けるのならそこは慎重にもう一度検討してみましょう。

捨てた後に体調不良や不安感に陥った時は、、

ボクは日々家計管理やモノの捨て方の情報を発信しています。するとこんなコメントやDMをもらうことがたまにあります。

リムベアーさんのいう通りモノを捨てていったら、具合が悪いんです。まだ使えるモノに祟られているのでしょうか?

断捨離をやり始めて部屋はスッキリしたのですが、なんだか寂しい気持ちが襲ってきて不安になります。

これはきっと『過去』に囚われすぎているせいでしょう。

ボクらは過去に行くことはできませんよね?未来に行くことしかできないんです。そしてそれは『今』の連続ですよね?

過去にとらわれてしまうと、どうしても『後悔』が『幸福』を上回ってしまうんです。そんな時はモノを減らしたことで得られたプラスの部分に意識的に目を向けるようにしていきましょう。

ボクの経験からしてもモノを減らすってことはメリットの方が大きいです。

あと考えられるのはホントは大切なモノなのに周りの意見に耳を傾けすぎてしまい、他人軸で捨ててしまった。または熟考することを省いてしまい、雰囲気で捨てていってしまった。

捨てるはカンタン。しかし捨てるは奥深し。byリムベアー

まとめ:捨てるコツを身につけて自由になろう

それでは最後に要点をまとめてみますね。

この記事の要点チェックメモ

・買うスピードよりも捨てるスピードを意識する
・『捨てる』は実は難しい。だから勉強する
・捨てることが苦手なのは決断を先延ばしにしているせいかも
・捨てられないのはストレスが原因かも
・まずはゴミの捨て方を完全マスターする
・捨てないための言い訳を考えない
・無理して捨てる必要は全く持ってない
・捨てる時はテンポが大事

捨てるコツを掴んで、モノに支配されない心地良い日々を手に入れましょう。

以上『これでもう迷わない!気持ち良く『捨てる』ための5つのコツ』でした!