2018年10月30日 更新

早起きで人生が変わる、朝活から生まれた働き方改革の極意とは〈池田千恵〉

夜型人間で失敗ばかりを重ねていた人生を早起きで逆転させた女性がいます。企業や自治体に朝イチの仕事改善を指導し、朝活の第一人者といわれる池田千恵さんです。朝活で池田さんの人生がどう変わったのか、私たちが朝時間をどう活用すればいいのか、話をうかがいました。

2018.10.30

大学入試と仕事開眼で2度の成功体験

STAGE編集部:朝活で人生が変わったそうですが、朝時間の魅力を知ったきっかけから教えてください。
高校時代までずっと夜型人間でした。大学受験に失敗して浪人し、福島県から東京へ出てきて予備校の寮に入りました。テレビもない部屋で夜中まで勉強したのですが、志望校に合格せず、滑り止めの大学に行ったのです。でも、その大学が肌に合わず、半年ほどしたころに一念発起して志望校に再挑戦することにしました。
その際、今までの延長では未来がないと感じ、夜型を朝方に変えて毎朝5時半起きで勉強しました。その結果、半年間の努力が実り、志望校に合格しました。それが最初の成功体験です。
STAGE編集部:2度目の成功体験もあったのですよね。
学生時代は別に早起きする必要がないので、普通に昼過ぎまで寝ていました。趣味がなく、勉強ができるわけでもありません。くすぶった4年間を過ごしていました。それで就職活動に失敗し、どうにか入れた会社でも仕事ができず、またくすぶっていたのです。そんなとき、早起きの成功体験を思い出し、もう一度やってみようと思いました。
6時に起きて出社前に近くのファストフード店に寄り、コーヒーを飲みながら仕事の手順や注意されたことを振り返るようにしました。そうすると、いつの間にか社内の評価が上がり始めました。この2度目の成功体験が朝時間の魅力を知るきっかけになったわけです。

前向きな思考に転換、朝活がもたらす最大のメリット

STAGE編集部:朝時間の魅力とはどんなところにあったのでしょうか。
最大の魅力はやはり、前向きになれることです。夜型だった時代は寝る前に考えても仕方がないことでくよくよしていました。これで私の人生は終わりだとか何もかも悪い方向に考えを向けていたように記憶しています。でも、そういう考えをやめてさっさと寝てしまうと、次の朝には大したことではないと思えるのです。
もう1つは夜に仕事の段取りを考えると、時間があるせいかどうしてもダラダラとしてしまいます。ところが、朝にやると7時半の出社時間から逆算し、時間を有効に使わなければなりません。それが段取りよくする力をつけてくれたように感じています。
STAGE編集部:早起きするためのコツはありますか。
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