富裕層は時間を作るために力を尽くす
自宅で過ごす時間にも工夫をしていて、フロントのコンシェルジュサービスを最大限に利用されています。
例えば、定期的にハウスクリーニングを行い、家事にかける時間と労力をできるだけ減らす。洋服は自宅に集荷、配達されるクリーニングを利用する。
旦那さまは、奥さまの家事の負担を極力減らすことにも理解があり、ハウスクリーニングのチケットを奥さまにプレゼントする姿もよく見受けられました。
その結果、余裕ができた時間を使ってさらに仕事に集中したり、家族とゆっくり過ごすことができるのです。
富裕層は自分のために働かない
人のために働くと、客観的に仕事と向き合うことができるのだそうです。同時に、仕事仲間にも、コンビニで出会う店員さんにも、「社会のために働いてくれてありがとう」という気持ちを持って接していると言います。
優秀な人との繋がりがまた良いプロジェクトを生むという好循環。そして、質の良い仕事をして、社会に還元していくことで、また優秀な人と繋がり、人脈が広がっていくのではないかと感じました。
もちろん、自分のために働いて成長したり満足感を得ることも大切ですが、それを支えてくれる家族や友人、社会に還元しようという思いが、活力となるだけでなく、新しいビジネスを産むのではないでしょうか。
失敗を恐れないのが富裕層の法則
例えば、新規事業を始めたり、投資したりする行動力。大きな決定権を持つ方も多いので、一つの決断でたくさんの人やお金が一気に動くことも珍しくありません。
ある経営者の方は、じっくり悩みすぎて機を逃してしまった経験があると話してくれました。あと1日、自分が早く決断していたら、さらに会社を大きくするチャンスがあったと言います。
これも、自分だけのために働かず、周囲や社会のために働くことの実行でもありますよね。
自分自身が日頃そのような行動を心がけているからこそ、部下が失敗してしまった時でも、寛大に受け止める度量も備わるのだと思います。