2018.10.31
今話題の「サブスク」って何?
サブスクとは「サブスクリプション(subscription)」の略で、サービスや商品にではなく、利用期間に対して利用者が対価を支払うビジネスモデルのことです。いわゆる「定額制」や「月額●円で使い放題」などがそれに当たります。元々はソフトウェアの利用形態から始まったと言われており、現在では音楽の聴き放題サービスをはじめ、本やファッション、飲食にいたるまで、幅広くサブスクサービスが展開されています。
快適さはお金で買える
私自身はDINKSというライフスタイルを選択し、共働きで仕事をしながら家事もこなす毎日です。そこで、「快適さはお金で買う」をモットーに、家事代行などの新しいサービスを積極的に活用することにしています。
そんな私が最近出会ったのがサブスクサービスです。もともとホテルのようにすっきり片付いた生活が好みのため、このサービスは価値観にとてもマッチしていました。物を持たずにすっきりスマートに暮らす、そんな日々が叶う3つのサブスクサービスをご紹介いたします。
①買うより借りる派!ファッション系サブスクサービス
「ファッションレンタル」という言葉を聞いたことがありますか?今はファッションもサブスクで楽しめる時代になりました。月定額で洋服やブランドバッグなどをレンタルできるサービスは女性の間で人気が高く、私自身も複数利用していています。各社から様々なサービスが展開されていて、利用料は月5,000円〜10,000円前後、利用後は洗濯しないでそのまま返却するパターンが多いようです。
ファッションレンタルを実際に利用して感じるメリットは多々あります。おしゃれが好きな方であれば、毎日違う服を着られるのは大きな魅力でしょうし、快適に、つまり面倒なことをなるべく避けて暮らしたい私にとっては、収納場所の確保と洗濯をしなくてよいという点が利用してみてわかった最大のメリットでした。
服や小物が増えない、でも色々な服を着ることができる、しかも洗濯・収納の手間も省ける。ファッションレンタルは、おしゃれに暮らしたいけど面倒なことはしたくない、そんなわがままを叶えてくれるサブスクサービスです。
②忙しいあなたに!あとは作るだけの食材・レシピのサブスクサービス
働きながら毎日夕食を用意するのは大変なことではないですか?例えばある日の私のスケジュールは、定時に帰ったとしても最寄駅に着くのが19時過ぎ、そこから買い物をして20時、料理ができあがるのが21時で、食べて洗い物をして22時です。定時で帰ってもこれですから、残業した日に料理もするとなると、正直うんざりしてしまいます。外食は楽なのですが、コストや栄養バランスを考えると、週何回かは自炊をしたいです。
そんな夕食の用意という一つの煩わしさを、食材・レシピのサブスクサービスで解決することができます。レシピとその食材が送られてくれるので、今夜の献立に悩むことも買い物にいく必要もありません。すでに刻んである野菜、調合してある調味料、それらを混ぜて炒めれば今日の夕食は完成です。
料金は各社サービスにより様々ですが、1食3,000円くらいから始められます。私が利用した料理キッドは、普段全く料理をしない夫でも美味しく作れたくらい簡単でした。忙しいけど料理はしたい、そんな両立しづらい要望を叶えられるのが、食材・レシピのサブスクサービスです。
③使いたいときに使った分だけ!車のシェアリングサービス
新車の購入といえばローンを組むことが当たり前でしたが、今ではカーリースの仕組みで月定額制というサービスが増えてきました。月1万円代から新車に乗れるというサブスクモデルは、若い世代にとって当たり前の選択肢になってきています。
一方、私は毎日車を使うような生活ではないので、必要な時にだけ車を利用できる「シェアリングサービス」を活用しています。月定額を支払い、利用時間に応じて追加料金を払う仕組みです。月1,000円程度から始められ、車検やガソリン代などは一切かかりません。
シェアリングエコノミーの要素が強いこのサービスですが、月定額制という点ではサブスクサービスに近しいものだと捉えています。
自分に合った選択で快適生活を手に入れる
音楽サービスのサブスクモデルはすでに一般化していますし、今後もたくさんのサービスが展開されるでしょう。個人的には近いうちに家電と家具、アートのサブスクを利用してみようと考えています。
自分が気に入ったものを所有したいと思う方もいれば、サブスクで手軽に利用したいという方もいます。以前はそれを利用したければ「買う」という選択しかありませんでしたが、サブスクモデルのおかげで私たちの選択肢が増えました。所有するのかサブスクか、自分の生活や価値観に合ったものを選んで、自分にとって快適な暮らしを探していきたいですね。