アートは楽しむものではありますが、このアート作品が日々の生活に楽しみやゆとりを持つだけでなく、資産形成や投資にも有効なのです、このアートの資産価値についてお伝えします。
アートは「30万円以上が資産価値があり」とされる理由
アートには多くの種類があります、絵画や書画、骨董また現代美術や彫刻や鋳造品などがありますが投資や資産価値と言われるものは一点30万円以上のものと言われています。
なぜ30万なのか?
一般的な定義として、保険などにも定義されている「明記物件」は1個単体での評価価値が30万円以上であれば保険加入が可能となるのです。この明記物件は、家屋の火事や損壊時に高価な物品を所有していることを火災保険契約時に申告し何かあった場合、この明記物件を補償するというものです。
もちろん30万以下のものがアートと呼べないということではありません。
美術市場は常に変化しているので、値段の下落また再評価されることで価値の変動が起こります。
一つの目安とお考えください。
このアートを資産活用に役立てるのであれば、どのような物を選ぶべきなのでしょうか?
購入される方の趣味もありますが、ある程度名前の知られた作家を選択する方法。または、オークションで取引されるレベルのアートを購入するという方法も一つの手段です。
「今までアートを見てきた経験が無い、偽物だったらどうしよう」
そんな心配をされる方もいるでしょう。
それなら、やはりオークションでの購入を検討するのが1番安心です、オークション出品リストから希望の作品を選び業者に依頼しておけば自分の予算範囲内で手配をしていただけます。手数料は発生するものの、オークションでの取引は購入される作品にも貴重な価値を与えます。
美術品をオークションで購入する利点についてご紹介しますね。
オークションで美術品を購入するメリット
①鑑定済みであること
美術品に不慣れな方ならこの点が1番大きな安心でしょう。
オークションに作品を出す前には必ず、鑑定家がしっかりと真贋を見極めます。贋作をオークションにかけたとあってはそのオークション自体の信用問題になるからです。
手数料を支払ってでも間違いない作品をと言うのであれば、オークション出品というステータスは価値があります。
②購入した作品に対してブロックチェーンで証明書が発行されること
また最近は紙での鑑定書の代わりにブロックチェーンで作品の証明書を出すこともはじまっています。
参考:国内初!オークションで落札された美術品にブロックチェーン証明書を発行
このブロックチェーンについても少し解説します。
仮装通貨など利用されたことがあればご存じの方も多いでしょう。
このブロックチェーンは複数のネットワークで記録を管理する最新技術です、ある商品の情報や取引履歴などを記載し、1度記載をした後に何らかの方法でその履歴を変更したり改ざんしたりすることができないネットワーク台帳の総称です。
このブロックチェーン証明書は現在では、世界的な金融取引や銀行間取引も応用されている権威のある証明書です。
これが作品の証明書となれば贋作を購入する心配はありません。
価値ある美術品を長く保有する
美術品を投資的なものとして考えるのであれば、個人所有は長く保有することが出来る作品がお勧めです。
一つのご提案としては、アンティークの家具や骨董品でしょうか。
破損など無ければ、かならず購入金額より下げて引き取ることはありません。
長く保有し、手元に置いて楽しみいざというときは換金することができるのがアンティークの価値です。家具や花瓶または絵画など、購入する時も信頼出来る場所で購入すれば売却時も安心できます。
美術品で毎日を豊かにそして、次世代につなぐことができる価値あるものを選択してくださいね。
このゴールデンウィークもオークションが予定されています。興味を持ったら、まずはオークションの雰囲気を感じてみるのも良いかもしれませんね。