富裕層の仲間入りをするために今すぐやっておきたいこと

富裕層とは?富裕層になるには?
富裕層の家族に産まれるという幸運に恵まれない限り、一夜にして富裕層の仲間入りをすることは不可能です。富裕層になるにはやるべきことがあります。アメリカのニュース専門放送局CNBCの記事をもとに自力で富裕層になるために今すぐやっておきたいこと4つをお届けします。
2018.11.30

成長が見込まれる会社で適職に就く

富裕層は早い段階で適職に就いています。しかもただ適職に就くだけでなく上手に成長が見込める会社を選び、そこで自分に最も適した仕事を見つけているのです。また、彼らは適職を見つけたからと言ってそこで決して安心してはいません。
すべての会社が重視するのは利益。富裕層は成長著しい会社であればあるほどその傾向は強いということを理解しています。彼らは日々の仕事を通してスキルと知識を磨き、会社の利益にどう貢献できるかを常に考えて行動しています。考えて働きながら結果を出す。このサイクルを続けながら彼らは会社への貢献度とマーケットにおいての地位を高め、高収入を得ることに成功しています。
最たる例が元ヤフーCEOのアリッサ・メイヤーです。彼女は大学を卒業後、いくつかの魅力的な会社から内定をもらったにもかかわらず、それらをすべて断って当時無名の従業員わずか25名のベンチャー企業を選びました。その会社の名はGoogle。アリッサはコーダーとしてGoogleで働き始めた後、マネージャーそして重役とGoogleでキャリアの階段を上りつめます。Googleで実績を残した彼女は2016年CEOとしてYahooに移籍。今では43歳にして純資産6億を持つ実業家として活躍しています。

夢中になれる仕事でまずは1番になる

長い間同じ会社で仕事をしていると成長意欲が減退することもあるでしょう。人間は変化を嫌う生き物で、本能的に慣れた環境や状態を好みます。どの会社に勤めるにしても将来的に富裕層として成功したいのであれば、会社で常に平均以上の結果を出すことが必須です。
グローバル化が進む経済において、平均以下のパフォーマンスしか出せない社員はこれから企業にとってお荷物となっていきます。反対に自分の仕事に責任と情熱を持ち常にベストな結果を出せる社員が必要とされる時代がやってきます。富裕層として成功した人は自分が夢中に取り組める仕事で最高のパフォーマンスを出すどころか1番になっています。
ウィル・スミス主演の映画「幸せのちから」は実在するアメリカの実業家クリストファー・ガードナーをモデルにした物語です。映画を観たことのある方はご存知かも知れませんが、彼はなんと元ホームレス。今はアメリカを代表する証券会社Gardner Rich & Co社の創設者そしてCEOとして純資産60億を保有するミリオネアとして成功を収めています。
ガードナーは彼の過去に受けたインタビューの中で、自身の成功の源についてこう回答しています。「寝るのを惜しむほど、次の日の朝が待てないほど夢中になれる仕事を探すこと」。実際に彼はホームレスの身でありながら株式仲介会社のインターンとしてキャリアをスタートさせ正社員となった後、転職後に別の会社でトップセールスマンとして活躍しました。そしてその経験をもとに後に自身の会社を起ち上げて成功しています。

収入源をいくつも持つ

会社からもらえるお給料の上限は決まっています。なぜならどれだけ自分が会社の売り上げに貢献したとしても、結局配分されるパイには限りがあるからです。アメリカでベストセラーとなった”Rick Habit” (お金持ちの習慣)の著者として知られるトーマス・C・コレリーはその本の中で富裕層となった人は収入源を1つに絞らないと言っています。
この本は5年間に渡り233名の富裕層と128名の貧困層の生活習慣を調べ、その結果をもとに富裕層になるために必要な200の習慣について書かれたものです。トーマス・C・コネリーが著書のために行った調査では富裕層の人々は収入源を1つだけに絞っておらず、賃貸収入、株式投資またはビジネスの共同所有権などから別の収入を得ていたことが判明しています。
また、上記3つの副収入源を手に入れる方法以外に世界No.1のセールストレーナであるグラント・カードンは副業を始めることを勧めています。投資を始めるにしても副業を持つにしても1つの収入源に頼らないことで将来的に人生における可能性が広がり、財政面でもリスクを軽減することができることが富裕層に近づくための1歩だと言えるのです。

まずは1千万円を貯める

アメリカで富裕層になるための習慣について書かれているインターネットリソースや書籍では、そのスタートとしてまず1千万円を貯蓄するようにアドバイスしているものが多く見られます。1千万円を貯めると言葉で言うのは簡単ですが実はとても難しいことで、これは誰でもできることではありません。
なぜ1千万円なのか?前述のグラント・カートンは1千万円を貯められたという事実は自分に自信を与えてくれるだけでなく、それをもとに新たな富を築くことができると言っています。投資を始めるにしても大きなリターンを期待できるのは1千万円からという統計データもあり、富裕層としてのスタート地点に立つためにはどうやら1千万円を貯めることは必要そうです。
今回は富裕層になるために今すぐ始めたいこと4つをアメリカのニュース専門放送局CNBCの記事をもとにお届けしました。中にはすぐに実行するのが難しいこともありますが、富裕層を目指すならこれらのことを参考に、できることから取り組んでみてください。

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Hikkey

バイリンガルWebライターとして活躍中。英語力とこれまでの人生経験を活かして3つのメディアを中心に日本語と英語で記事を執筆中。健康とヨーロッパにおける移民問題がマイブーム。毎日、日本では出ないニュースを追っかけています。

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