2018.4.29
沖縄本島から宮古海峡を超えて南西に約300 kmに位置する宮古島。1年を通じて暖かな気候で、いつでも白い空と青い海と戯れることがでいる島として絶大な人気を誇っています。日本全国の島旅をリポートするシリーズ第6回は、そんな人気の宮古島を紹介します。
「インスタ映え」No.1!全長3,540メートルの大橋
数ある宮古島の絶景スポットの中でも「インスタ映え」するとして最近、特に人気のスポットが、宮古島と伊良部島を結ぶ、全長3,540メートルの「池間大橋」。
伊良部島には、下地島空港という空港があり、その滑走路は以外にも羽田空港と同じ3,000m級。つい何年か前までここでANAやJALの飛行訓練が行われていたそうです。
橋の両側はどこまでも続く青い海。
片側一車線なので走りながらゆっくり景色を眺めるのは難しいのですが、ところどころに車を止められるスペースがあるので、空いていれば車を下りて写真撮影も可能です。
橋をわたった伊良部島から宮古島を臨みます。
青というよりはエメラルドグリーンというほうがぴったり!
青というよりはエメラルドグリーンというほうがぴったり!
ちなみにこの橋、無料で渡れる橋としては日本最長なのだとか。この非日常の景色、一本道をドライブする爽快感。無料ですが、お金を出しても買えないプライスレスな体験ができます。
宮古島のまわりは離島だらけ
実は、宮古島のまわりには伊良部島以外にも、池間島、大神島、来間島、伊良部島、下地島など離島がたくさんあります。そしてそのうちいくつかは橋でつながれています。
そのひとつが、「来間大橋」をわたって行ける来間島。
来間大橋は全長1,690mで、池間大橋ができる前までは宮古島でもっとも長い橋だったそう。
来間大橋は全長1,690mで、池間大橋ができる前までは宮古島でもっとも長い橋だったそう。
来間大橋があるのは、宮古島の人気スポットのひとつ、前浜ビーチのすぐそば。
こんな木々に覆われた細い道を進んでいくと…
突然洗われる広々とした白い砂浜。
ところどころに白化した珊瑚が落ちていました。
ところどころに白化した珊瑚が落ちていました。
台風が過ぎ去った後ということもあって風が強く、
浜辺にはこんな風紋が。なんともいえずキレイです。
浜辺にはこんな風紋が。なんともいえずキレイです。
海の家も真っ白でオシャレ。
真夏は相当賑わうのでしょうね。
真夏は相当賑わうのでしょうね。
謎の鳥居と休憩所を発見!そこから見えたものは…
さて、来間大橋をわたって来間島をぶらぶらしていると、謎めいた鳥居を発見!
そしてそのすぐそばには、ケモノ道のような細い道が。
なんだろうという好奇心が勝って行ってみると、
なんだろうという好奇心が勝って行ってみると、
こんな不思議な木の形をした休憩所が突如表れました。
下から見上げるとこんな感じ。なんとも斬新なデザインです。
そして、こんな不思議な休憩所から見えたのは、
一面、エメラルドグリーンの絵の具を溶かしたような海!
時間を忘れて見入ってしまいます。
時間を忘れて見入ってしまいます。
ローカル感たっぷり!宮古島のおいしいもの
海と橋の話ばかりしてしまいましたが、せっかくなので、宮古島に行ったらぜひ味わってほしいおいしいものもご紹介しますね。
まずはこれ。宮古島ぜんざい。
白玉と色々な種類の豆、そして氷のつぶが合わさってとっても優しい味。
ゴーヤのお漬物とサーターアンダギーがセットになっています。
白玉と色々な種類の豆、そして氷のつぶが合わさってとっても優しい味。
ゴーヤのお漬物とサーターアンダギーがセットになっています。
宮古島ぜんざいのお店の前に鎮座していたシーザーたち。
宮古島名物、宮古島サイダー。
宮古島の雪塩が入っているため、ほんのり塩味。
暑い夏の熱中症予防にはぴったりですね。
宮古島の雪塩が入っているため、ほんのり塩味。
暑い夏の熱中症予防にはぴったりですね。
飛行機の窓から見た宮古島。
宮古島というとビーチのイメージが強いですが、こうして見ると畑もかなりの割合を占めていますね。
宮古島というとビーチのイメージが強いですが、こうして見ると畑もかなりの割合を占めていますね。
ゴーヤ、サトウキビ、島らっきょう、紅いも、島どうがらし、黒小豆など、島野菜の種類も豊富。こうした栄養満点の野菜たちと新鮮な海の幸が、住む人の健康を支えているわけです。
宮古島へは、沖縄・那覇空港からのほか、羽田空港からの直行便も出ています。ぽっかり空いた休日、ぜひふらっとりっぷに行ってみては。