④睡眠の習慣を変える
質が悪く時間の短い睡眠が続いているならば、睡眠の習慣を変えましょう。なかなか眠れない、睡眠中に時々起きてしまう、寝ても疲れが取れないなどの実感がある場合は、睡眠の質が低下している可能性があります。そのため、質を高める対策をとります。
まず、寝るときの環境を変えましょう。快適な室温に設定する、照明を暗くする、ゆったりした音楽をかけるなどの方法があります。次に、日常生活の中で睡眠の質を低下させている要素を取り除きましょう。運動不足や夜食、ストレスなどは快眠を妨げる原因になります。また、寝起きのような半覚醒状態が続くことも良くないため、午前中に快活な行動をするようにしましょう。
睡眠時間は、基本的に7時間以上とることでテストステロンが活性化されます。しかし、必要な睡眠時間には個人差があるため、7時間では多すぎて反対に疲れる人もいるでしょう。その場合は、快眠できたと自覚する睡眠時間を続けるようにしてください。
⑤考え方の習慣を変える
日々の考え方を変えるだけでも、テストステロンの量は違ってきます。男性ホルモンは、精神的な影響を受けやすいためです。悩みや不安などを多く抱えていると、テストステロンの分泌量は少なくなる傾向にあります。
もし、ストレスを溜め込むことを習慣にしてしまっている場合、少しずつポジティブシンキングに変えていきましょう。悩みがある場合は、できるだけ人に相談してください。すべて解決しなくても、人に話すだけでもストレスは発散できます。また、不安があれば全部ノートに列挙してみましょう。そうすることで第三者的に見ることができ、思い込みの不安が少なくないことを自覚できるためストレス低下につながります。ストレス対策には筋トレも効果的です。そのため、テストステロン増加とあわせて、筋トレはたいへん有効な方法と言えるでしょう。
まとめ
ストレスや運動不足、糖質の過剰摂取など、テストステロンを減少させることを習慣化している人は、少なくありません。たとえ些細なことでも、それが積み重なっていくことで対策は難しくなってしまいます。そのため、日常の中でできることから変えていくことをおすすめします。テストステロンは男性にとって、前向きに若々しく過ごすために重要な要素です。ぜひ、テストステロンを減らす習慣から増やす習慣に変えていって、活力ある日々を送ってください。
テストステロンを安定して増やすためのストレス解消法

やる気や集中力に関係するテストステロン分泌とストレスには深い関係があります。そこで今回は、テストステロン分泌を促すためのストレス解消法について解説していきます。ポイントは精神的な「休養」と、ストレスの「緩和」「解消」の3点です。