2018.9.15
私たちの周りは記念日がいっぱい
パートナーとのお付き合いが長くなると、たくさんの〇〇記念日が生まれます。お付き合い記念日、プロポーズ記念日、入籍記念日、挙式記念日など、ふたりが結婚するまでにはたくさんの節目=記念日を迎えるのです。それ以外にお互いの誕生日やクリスマス、子どもが生まれればその誕生日や七五三、入学式、成人式なども加わって、私たちの周りは年中お祝い事や記念日であふれています。
〇〇記念日をいくつ言えますか?
さて、あなたはパートナーとの〇〇記念日をいくつ覚えているでしょうか?結婚する前は付き合い始めた日を毎年お祝いしていたのに、今ではもう覚えていないという方も多いでしょう。お子さんがいらっしゃるご家庭は、子どもの誕生日は覚えているけどそれ以外はすぐに出てこない、という方がたくさんいます。
ちなみに私はほとんどの記念日をすっかり忘れてしまいました。もともと数字を覚えるのが苦手で、電話番号は自分と会社で精一杯、15年前に引っ越した実家の住所はいまだに番地が覚えられないし、出会って約20年になる夫の誕生日をつい先日も間違える始末です。そんな私でも、携帯やパソコンなどあらゆる電子機器にアラームをつけ、結婚記念日だけは意識して覚えています。
結婚記念日はこんな日に!夫婦円満3つの秘訣
年に一度の結婚記念日、わが家ではいつもよりも少し豪華な夕食を作り、お品書きを付けて特別感を出すようにしています。高級レストランで食事をして、最後にメッセージ付きのデザートプレートが出てくるのも素敵ですが、普段の食事にワインを1本加えてみるとか、それくらいのちょっとした工夫でも十分です。
お金をかけて特別なサプライズをするよりも、結婚記念日をこんな風にとらえてみることの方が、夫婦円満につながります。
①結婚記念日は「夫婦だけのお祝いの日」
年1回お祝いする記念日といえば誕生日がまず浮かぶでしょうか。誕生日は友人や親などもお祝いしてくれる記念日です。特に最近はSNSで誕生日が通知される機能があるなど、祝ってもらえる機会が増えました。
しかし結婚記念日は違います。多くの場合、パートナー同士がお祝いしなければ誰も知らない記念日です。どちらか一方が忘れてしまえば、お祝いされることなく過ぎ去ってしまうし、逆にふたりでお祝いすることでとても特別な1日になります。こう考えると、結婚記念日を夫婦で大事にすることに意義を感じませんか?
②結婚記念日は「夫婦の原点を思い出す日」
世の中には色々な夫婦がいますが、結婚したということは、今はどうあれその時は相手を大事に思って結婚したわけです。長く夫婦で暮らしていると、一緒にいることが当たり前すぎて相手の大切さを忘れてしまいがち。結婚記念日をお祝いすることで、結婚した時のあの気持ちを思い出すきっかけになります。
「初心忘るべからず」とあるように、年に1回くらい初心を思い出すことは、夫婦の原点を振り返る良い機会です。たとえケンカをすることがあっても、「当時この人を大事にしようと思って結婚したんだったな」と思い返せば、お互いに今よりずっと優しくなれるはずです。
③結婚記念日は「感謝の気持ちを伝える日」
皆さんは夫婦間で日々の感謝を伝えていますか?なんだか照れくさかったり、日々の生活に慣れすぎてお礼の言葉が出てこなかったり、家族になると改めて「いつもありがとう」を言う機会が少なくなります。
結婚とは日々の生活の積み重ね、そして結婚記念日はその積み重ねてきた日々をお祝いする日です。「いつも食事を作ってくれてありがとう」「話を聞いてくれてありがとう」「これまで一緒にいてくれてありがとう」など、毎日の「ありがとう」をパートナーに改めて伝えてみてください。
長い夫婦生活を幸せに過ごすために
結婚記念日をお祝いするから仲が良いのか、そもそも仲が良いからお祝いするのか、卵が先かニワトリが先かのような話になりますが、いずれにしても「結婚したこと」をお祝いする機会を持つことは素晴らしいことです。
仕事が忙しくてつい忘れてしまったり、子どもの誕生日や入学式などの行事が盛りだくさんで、自分たちのお祝いを後回しにしてしまったりと、夫婦生活が長くなるとどうしても結婚記念日をおろそかにしてしまいがちですね。でも考えてみてください。仕事はいつか定年を迎え、子どもは将来独立していきます。あなたの人生でこの先もっとも長く一緒にいるのは、他でもないあなたのパートナーです。
年に1回の結婚記念日を大事にすることで、長い長い夫婦生
活が円満になるなら、お祝いをしないという選択肢はないと思いませんか?
活が円満になるなら、お祝いをしないという選択肢はないと思いませんか?