快適空間での贅沢キャンプ「グランピング」で 秋の紅葉を見に行こう!

ライフスタイル
夏もそろそろ終わり。秋のレジャー計画を立てる時期になりましたね。秋を満喫するならなんといっても紅葉。でも今年は、ただ紅葉を見るだけでなく、紅葉がきれいな自然の中でグランピングを楽しんでみるのはどうでしょうか。

©Glampinghub

従来のキャンプとは?

従来のキャンプだと、まず、テント、寝具、調理用具などの準備に手間暇がかかります。次は、用意したキャンプ用具を車に詰め込み、キャンプ場まで運び、現地に着いたらテントを張らなければいけません。そして寝るときには地面の上に立てたテントの床に直接、または薄いエアーマットを敷いて寝袋の中で寝るわけですから寝心地は決して良いとは言えませんね。

そこで生まれたのがグランピング!

これまでこうした手間暇や寝心地の悪さのためにキャンプになじめない人も多くいました。その解決策として生まれたのがグランピングです。グランピングはグラマラス(魅惑的)とキャンピングを合わせた造語で、テントやキャビンのような外の空気に近い所に寝泊まりしながら快適な環境の中で休暇を楽しむことです。グランピング施設には、ベッドなどを備えた大型テント、キャビン、コテージ、ツリーハウス、ティピ、ユルトなどがあります。以下簡単に説明します。

キャビン:木でできた小屋

コテージ:山小屋のロッジのようにキャビンより大きいが家より小さい宿泊施設

ツリーハウス:木の上や木の一部を利用して作られた小屋

ティピ:アメリカインディアンの伝統的な住居形態で円錐形のテントが特徴

ユルト:中央アジアの遊牧民の移動式テント。普通は円形で屋根がドーム状になっている

秋に楽しめる国内のグランピング3選

国内で秋にグランピングを楽しめるキャンプ場にはどんなところがあるのでしょうか。各地に作られたオートキャンプ場の中でオートキャンピングサイト以外にも大型テントやキャビン、ロッジなどの宿泊施設を備えたキャンプ場を3つご紹介します。

キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原

©キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原
キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原は、北関東の那須高原にあるキャンプ場です。子供たちが楽しめるアクティビティーがたくさん用意されていますが、大人でも楽しめるものばかり。また露天風呂や温水キッチンなどの設備も充実しています。
©キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原
サイトではもちろんテントを張ってキャンプができますが、グランピングを楽しみたい場合はキャビンやコテージを利用できます。写真は、キャビン内の寝室の様子です。キャビンにはダブルベッドと2段ベッドが置かれ、キャビンのタイプによってはハンモックや焚火ができる施設も用意されています。

■公式サイト:http://www.camp-cabins.com/

京都るり渓温泉のGRAX(グラックス)

©GRAX
GRAXは京都の「るり渓温泉」にあるキャンプ場です。手ぶらでできる気軽なキャンプ場として知られています。敷地内にはベッドを備えたグランピングテント、トレーラーハウス、ティピ、キャビンなど7種類のグランピング施設が用意されています。
©GRAX
食事はすべて自炊になりますが、食材は持ち込み禁止で、BBQやカレーなどの食材がすべてプランに含まれます。入浴は近くにあるるり渓温泉の施設が利用でき、トイレ、洗面所、炊事棟は共同になっています。

■公式サイト:http://www.grax.jp/

北軽井沢にあるスウィートグラス

©Sweet Grass
スウィートグラスは北軽井沢の浅間山山麓にあるキャンプ場です。このキャンプ場は、浅間山山麓の自然をより多くの人に知ってもらい「100年先の子供たちにも残してゆきたい」というオーナーの熱い思いで作られました。広いキャンプ場にはテントサイトが18種類、キャビンが15種類、コテージが8種類あります。
©Sweet Grass
写真は「ツリーハウス・マッシュルーム」と呼ばれているキャビンで、最近リニューアルしたものです。6名までの宿泊が可能で、キャビン内にはガスコンロが置かれているので料理ができます。スウィートグラスではベッドメイキングはキャンパー各自の担当ですが、寝袋などの寝具や食材は予約すれば別料金で提供してもらえます。

■公式サイト: http://sweetgrass.jp/

秋に楽しめる海外のグランピング3選

海外の秋の休暇と言えば何といっても美しい紅葉の多いカナダです。カナダの紅葉スポットは主に東部と西部に分けられますが、東部はケベックからトロント一帯にある五大湖周辺と五大湖に沿って走る「メイプル街道」が有名です。また西部ではバンクーバーとロッキー山脈が紅葉で美しい所として知られています。世界のグランピング施設を紹介しているグローバルサイト「Glamping Hub」のカナダの秋のおすすめリストから3つのグランピング施設を選びました。

カナダ西部の森林に設けられた大型テント

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カナダ西部のカルガリー近くにあるゴールデン。周りにはバンフ国立公園などがあり、夏は登山客冬はスキー客で賑わう所です。森にあるキャンプ場の1角に設けられたのが直径4.8m、高さ3mの豪華テントです。テント内にはクィーンサイズベッドまたはシングルベッドが2つ用意されています。キッチンやシャワーはキャンプ場内のものを利用します。

■参考サイト: https://glampinghub.com/canada/britishcolumbia/golden/camping-golden-british-columbia/

ケベックにある「ホビットの住処」

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カナダの東部ケベックにあるグランピング施設です。「指輪物語」などに出て来るホビットの住処をテーマに設計した施設で、環境に優しいアレンジがされています。施設内には4人が寝泊まりできるベッドが壁にはめ込んであり、またプロパンガス設備があるので料理ができます。室内の暖房は薪のストーブを利用。その他バスルームとトイレが付いています。

■参考サイト:https://glampinghub.com/canada/quebec/nominingue/hobbit-rental-quebec-canada/

バンクーバー島のユルト(ゲル)

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カナダの一番西の端にあるバンクーバー島は美しい自然で知られている所ですが、ここにはグランピング施設ユルトがあります。このユルトは2人用で、中にはクィーンサイズのベッドが置かれています。またバスタブもありますから入浴が可能です。各ユルトはベランダ付き。そこでワインなどを飲みながらリラックスした時間を過ごせます。食事はキャンプ場内に整備されたレストランなどを利用します。

■参考サイト:https://glampinghub.com/canada/britishcolumbia/cobblehill/couples-yurt-rentals-vancouver-island/

まとめ

大型テント、キャビン、コテージ、ユルトなど、これまでのキャンピングのコンセプトを変えてしまったグランピング。大自然と快適さが見事にマッチした国内・海外のグランピング施設の中から特に秋に楽しめる施設を6つご紹介しました。今度の秋には、ぜひグランピングで紅葉を満喫してください。

setsukoT

オーストラリアのメルボルン在住。現地の日系企業で翻訳・通訳をする傍らフリーランスライターとして記事を執筆。2017年からはフルのライターに。カルチャーや社会に関心があり、趣味は旅行とアート。旅行はほとんどの場合、自分たちで
計画して旅している。

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