エストニアのある学校では、8歳からロボット開発の授業を必修科目にしているのだそうです。子供たちはパソコンでプログラムを組み、レゴで組み立てたロボットを動かす。自律的に障害物をよけたり、物をつかんだりしながらゴールに向かうロボット。思い通りに動かなかったら、子供たちはパソコンに戻りプログラムを改良、そしてうまくいったら大きな声をあげて喜びます。
この教材を開発した先生が言うには、授業の目的は大きく2つあり、ひとつは「プログラムがどのように動くのかを理解すること」、そしてもう一つは、課題解決方法としての「プログラミング的な思考力」を身に着けるためだといいます。この先生はIT業界から教員に転職したそうですが、こうしたユニークで先端的な授業を取り入れることもエストニアに世界が注目する理由の一つなのかもしれません。
また、教育現場に3Dプリンターやブロックチェーン技術の導入を支援する起業家や、参加者3万人超という世界最大級のロボットコンテスト「ロボテックス」を主催するなど、先端テクノロジーを積極的に取り入れようとする姿勢には驚くばかりです。
次世代に必要なスキル「4C」とは?
未来を突き進むエストニアという国、そして子供たちの教育を目の当たりにした孫泰造氏は、これからAIやロボットが進化していく中で必要になる力を、4つの単語の頭文字に由来する「4C」という言葉に集約しました。それは…
・クリエイティビティ―
・クリティカル・シンキング(批判的思考力)
・コミュニケーション
・コラボレーション
・クリティカル・シンキング(批判的思考力)
・コミュニケーション
・コラボレーション
という4つの言葉。特に、今とはまったく違う新しい社会に生き、まったく新しい仕事に携わり、まったく新しい暮らしをする子供たちに必須の要素になるとのこと。私たち大人も、次世代を担うの子供たちの好奇心に火をつけ、創造性を伸ばす方法をエストニアの人々にならってみるのも面白いかもしれません。
堀江貴文×西野亮廣の痛烈アドバイス!「バカと付き合うな」
実業家・堀江貴文氏と芸人・西野亮廣氏の共著『バカと付き合うな』。2人とも日頃からいろんな発言が議論を呼び、もはや日本の炎上ツートップなのでは? と個人的に思っているのですが、彼らの炎上発言の特徴は「必ず賛否両論になる」こと。突飛なことを言い過ぎても興味を持たれないし、ただ悪口を言ったのでは叩かれるだけ。その炎上商法はいずれ通用しなくなるでしょう。