ブータンには、自然環境保護の観点からトンネルはほとんどありません。移動中は山々からの景色や荘厳な寺院などを見て楽しむことができます。
しかし同時に、首都・ティンプーでさえも電気式の交通信号機が無いということも頭に入れておいて下さい。交差点では常駐する警察官が手信号で監督していますが、まだまだ近代化の影響で増えた交通量に、交通マナーやインフラが追いついていないのが現状です。実際に運転する際には、細心の注意を払って下さい。
ブータンで暮らすなら“辛さに慣れるべし”
米を主食とするブータンでは、唐辛子と肉を煮込んだ料理をご飯と一緒に食べるのが基本のスタイルです。ブータンの料理は辛いことで有名で、炒めものでは、唐辛子がまるまるお目見えしていることも多々あります!ソウルフード「エマ・ダツィ」という料理も、チーズの甘みと火を噴くほどの唐辛子の辛さが交互にやって来ます。
それもそのはず…日本では香辛料として扱われる唐辛子ですが、ブータンでは、それが“野菜”として扱われているのです。
辛いものがダメな人には暮らす上で大変かもしれませんが、もちろんそれ以外の食材も手に入ります。例えば、パンは約15Nu(約25円)・チーズは約200Nu(約320円)が相場となっています。
また、野菜をはじめとした食材の物価も非常に安いです。バザールではg単位・kg単位で売られており、段ボールいっぱいの食材を購入しても60Nu(約100円)程度の値段です。これは都市部の価格であって、農村部になるとさらに安くなる傾向にあります。
また、飲食店で現地料理を食べる価格はおよそ60Nu〜200Nu(約100円〜320円)くらい。辛党の方が毎日外食をしても、日本よりも随分と安くお腹を満たすことができます。
以上、ブータンに住んだ場合の簡単な費用などをご紹介しました。日本より物価が安いのが嬉しい反面、実際に生活するとなると、辛いものに慣れておくのが大事かもしれません。これらを参考に、ぜひ憧れの移住ライフを手に入れて下さい。
「いつかは住みたい」ストックホルムの生活費
スウェーデンは、ノルウェーとフィンランドの中間に位置する北欧の国です。スタイリッシュな雑貨や衣類などでも知られており、「IKEA」や「H&M」などもスウェーデン発祥のブランドです。