2019年1月22日 更新

PDCAサイクルからはイノベーションは生み出せないのか

中国のイノベーションが世界でも注目されていますが、ユニコーン企業(評価額10億ドル以上のテクノロジー企業)数も日本を上回っています。理由は多々ありますが、日本で広く普及しているPDCAサイクルがイノベーションを生みにくくしているとの意見もあります。それは本当なのでしょうか。

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2019.1.2

PDCAサイクルとは

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品質管理(QC)システムにも用いられるPDCAは、業務を継続的に改善するためのツールといえます。
Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)の4つの頭文字をとっていますが、まず目指すべきゴールを設定して現状とのギャップの原因である課題を解決するための計画を立てます。そして計画に沿って実行し、その結果を評価して目標に届かなければ再度計画を立てて実行するというサイクルを繰り返します。

イノベーションとは何か

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イノベーションとは改革や革新を意味する言葉で、新しい技術やビジネスモデル、新たな市場を生み出すことをあらわします。たとえば携帯電話を一変させたiPhoneも、イノベーションによって生み出された商品と言えるでしょう。
そして今、中国ではさまざまなイノベーションが生み出されています。たとえばアリババが提供する「芝麻(ジーマ)信用」というものがあります。これは個人の信用度というものをスコアリングする、これまでになかった新しいサービスです。
その内容は、集めたビッグデータを解析して信用できる人とできない人との行動パターンを分析し、それをもとに個人の信用度をスコアリングするものとなります。スコアは点数で表示され、高いスコアの人は低利でお金を借りたり、レンタルサービスの保証金が不要になったりと有利にサービスを受けられます。

PDCAはイノベーションに役立たないのか

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PDCAはもともと、業務における問題あるいは課題を解消するためのツールです。そのため「まったく新しい商品あるいはサービス」を生み出すことを目的としていないので、一見するとイノベーションを生み出すことができないように思えます。
その代わりに「QPMIサイクル」あるいは「OODAループ」などのシステムが提唱されたりしています。

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