2017年12月11日 更新

1本100万円のワインはなぜ生まれるのか

かの有名なロマネ・コンティが100万円のワインであるということは誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう。では、ロマネ・コンティをはじめとした超がつく高級ワインはどんな富裕層が購入しているのでしょうか。

istockphoto (7720)

2017.12.11
多くの人はお金持ちのワイン愛好家が購入していると考えるでしょうが、実は必ずしもそうではないのです。今回はワインとお金の話をさせて頂きます。

投機目的で買われるワイン

istockphoto (7724)

ワインはときに投機目的で購入されます。では、投機目的とはどのような意味なのでしょうか?
以下では、ワインの価格が吊り上がる背景にある投機目的でのワインの購入についてみていきます。

中国バブルの裏で取引されていたワイン

gettyimages (7708)

中国の経済が右肩上がりに成長を始めた頃から、中国の富裕層によるワインの大量買い占めが行われており、昨今は有名生産地のワインの価格が大きく上がってきております。
2014年に香港で開催されたザザビーズオークションでは、ロマネ・コンティ114本が手数料込の1億8400万円で落札されています。1本あたり約160万円です。
これはロット単位のワインの落札額としては史上最高額となりました。
ここで注目したいのが、そのワインは落札後どうなるかということです。もしかすると落札者は114本のロマネ・コンティを家族や友人と一緒に飲むのかもしれません。しかしこの推測はいささかアットホームすぎるでしょう。
落札者は投機目的で114本のロマネ・コンティを購入し、今後114本の大部分をさらに転売して利益を上げることを狙っていると考えた方が自然でしょう。これが投機目的でワインを買うということなのです。

ロマネ・コンティ114本が1億8400万円で落札されるということがなぜ起るのか?

gettyimages (7703)

goo辞書によると、投機とは「将来の価格の変動を予想して、現在の価格との差額を利得する目的で行われる商品や有価証券などの売買」とされています。
30 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

お金持ちが子供の教育を投資と考える3つの理由

お金持ちが子供の教育を投資と考える3つの理由

お金持ちほど子供の教育には力を注ぎ、投資だと看做す傾向が顕著です。また、高学歴の子供の親はお金持ちが多い、というのも昨今の市井では広く言われることですね。これはどうしてでしょうか。お金持ちの子供教育のベースにある価値観・考え方を知っておきましょう。
富裕層の不動産投資の特徴は?今は属性の良い投資家には追い風?

富裕層の不動産投資の特徴は?今は属性の良い投資家には追い風?

富裕層が不動産投資に臨むスタンスは、いわゆる「サラリーマン大家さん」のそれとは異なります。昨今は不正融資問題の露見により、不動産投資への銀行融資はハードルが上がった、とも囁かれます。それでも、属性の良い(銀行等の信用力が高い)富裕層にとって、不動産投資は今や追い風なのですね。
トレンドによってリスクをコントロールする

トレンドによってリスクをコントロールする

株式投資で資産を堅実に増やす極意は、大怪我をしないということです。大怪我さえしなければ、株式市場は何回でもチャンスを与えてくれるからです。
決算発表で投資成果を上げる方法

決算発表で投資成果を上げる方法

今は決算発表の真っ只中です。日経新聞の記事によると、上場企業の2020年3月期の純利益は28兆4,500億円程度と前期比で1.4%減となり、19年3月期に続いて2期連続での最終減益の見通しだそうです。さて、このように難しい局面で投資の精度が上がる、決算分析のコツをお伝えします。
株式投資において積極的にリスクを取ってもいい時期とは

株式投資において積極的にリスクを取ってもいい時期とは

資産運用で最も重要なのは、リスク管理(リスクのコントロール)です。 たとえば、資産を株式で運用する場合、いつも積極的にリスクを取っていては、期待できる結果を得ることは難しいでしょう。積極的にリスクを取っていいのは、次の3つのケースにおいてのみだからです。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

STAGE編集部 STAGE編集部