一般人は住む家にステータスを感じがちですが、富裕層は合理的に考えて住む家を選びます。
「オハマの賢人」と呼ばれる投資家、ウォーレン・バフェット氏は、1958年に当時のお金で31,500ドルで購入したネブラスカ州オハマの家に、今も住んでいます。ただし現在はこの家の価値は652,619ドルの価値があると言われ、自身はこれまでで3番目に優れた投資であると語っています。
メキシコ企業グループのグルポ・カルソ創業者であるカルロス・スリム・ヘル氏は、40年以上前から同じ家に住んでいます。その家にはベッドルームが6つあるそうです。
また一般人はステータスを誇示するためタワーマンションを購入しますが、富裕層は投資のためにタワーマンションを購入します。
一方でビル・ゲイツ氏のように、自らが理想とする住まいをこだわりをもって建設する富裕層も少なくありません。
富裕層が選ぶ国
富裕層は税法上有利な国や犯罪が少なく安全な暮らしができる国を選んで住んでいます。
さまざまなデータをインフォグラフィックで紹介しているVisual Capitalistが、富裕層の移住先として人気のある国をビジュアルで公開しています。ここでの富裕層の定義は、資産100万ドル以上を保有する人です。
その2019年4月のデータによると、移住先として1番人気があるのはオーストラリアとなっています。その理由は治安が良いことや低所得な労働者が少ないこと、東アジアの経済圏へのアクセスが良いことなどが挙げられます。
2位はアメリカ合衆国、3位はカナダ、4位はスイスとなっています。
また子どもに高度な教育を受けさせることができるシンガポールにも、多くの富裕層が移住しています。
富裕層の暮らし 衣服編
富裕層は案外と質素な暮らしぶりですが、服装に関してもその傾向が伺えます。