実行できる部分からまねをしてみる
実際に思考をまねる際には、小さなところから実行するのがポイントです。いきなり大きな部分からまねをしようとしてもうまくいきません。
年収で人のレベルを測るのは間違っていると思いますが、たとえば、年収300万円の人が、年収1億円の人に思考信託して、いきなり 「わたしも今年中に1億円稼げるようになろう」と意気込んでも、それはかなり無理があります。
最初は、小さな部分からでもかまいません。たとえば、次 のようなライフスタイルや趣味の一部からまねてみてはいかがでしょうか。
・トラスティがやっている習慣
・トラスティの通っているスポーツジム
・トラスティが通うレストラン
・トラスティがすすめる旅行先
・トラスティがすすめる本 (人生を変えた本など)
・トラスティの通っているスポーツジム
・トラスティが通うレストラン
・トラスティがすすめる旅行先
・トラスティがすすめる本 (人生を変えた本など)
もしもトラスティが、世界50カ国をまわっている人であれば、最初はその人が行った国の3カ国だけ行 ってみる、あるいはトラスティが年間に300冊の本を読む人であれば、その人がすすめる本をまず1 0冊読んでみる、という具合にできるところから行動に移していくのです。
小さいところからまねをして成功体験を積み重ねていけば、徐々に大きな部分でも思考信託ができるようになり、得られる結果もしだいに大きくなっていく
と思います。
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泉正人 | ファイナンシャルアカデミー
ファイナンシャルアカデミーグループ代表、一般社団法人金融学習協会理事長
日本初の商標登録サイトを立ち上げた後、自らの経験から金融経済教育の必要性を感じ、2002年にファイナンシャルアカデミーを創立、代表に就任。身近な生活のお金から、会計、経済、資産運用に至るまで、独自の体系的なカリキュラムを構築。東京・大阪・ニューヨークの3つの学校運営を行い、「お金の教養」を伝えることを通じ、より多くの人に真に豊かでゆとりのある人生を送ってもらうための金融経済教育の定着をめざしている。『お金の教養』(大和書房)、『仕組み仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など、著書は30冊累計130万部を超え、韓国、台湾、中国で翻訳版も発売されている。一般社団法人金融学習協会理事長。