そんな柔軟な働き方ができる飲食店をつくったのは、中村さんが夕食は家族みんな揃って食べるべきだと強くこだわっているからで、「仕事だけが人生じゃない」とも言います。
「1日100食限定」で食品廃棄問題も解決
minitts、佰食屋の「1日100食限定」「売り切ったら営業終了」という経営コンセプトは従業員の働き方改革だけでなく、食品廃棄問題の解決にもつながっています。
牛肉は必要な分だけを塊で仕入れ、丁寧にさばいて廃棄率を極力抑えます。もも肉をステーキに、それ以外の部位の肉はハンバーグにして、ムダにしません。「佰食屋・肉寿司」でも「クラシタ」はにぎり寿司で、硬い「スジ」は一晩煮込んで軍艦巻きで提供し、全ての部位をおいしく食べて廃棄が出ないように工夫しています。
牛肉は必要な分だけを塊で仕入れ、丁寧にさばいて廃棄率を極力抑えます。もも肉をステーキに、それ以外の部位の肉はハンバーグにして、ムダにしません。「佰食屋・肉寿司」でも「クラシタ」はにぎり寿司で、硬い「スジ」は一晩煮込んで軍艦巻きで提供し、全ての部位をおいしく食べて廃棄が出ないように工夫しています。
飲食業では余った食材を廃棄するのは「営業上やむを得ない」ととらえる経営者が多いのですが、中村さんは「そんなもったいないことはしたくない」とこだわります。店で提供するメニューの数が少ないのは、食品廃棄をできるだけ出さないようにするためだと中村さんは言います。
中村さんは、そんなminitts、佰食屋の経営コンセプトに賛同する経営者を募集し、全国に広めるフランチャイズ化も考えています。
Omise長谷川氏ブロックチェーン技術で起業家ランキング9位に
経済誌Forbes JAPAN日本の起業家ランキング2019で日本を動かす起業家20名に選ばれた長谷川潤氏。2度の起業と、仮想通貨OmiseGOの発行を経て、2018年12月7日にブロックチェーン関連の新会社BUIDL(ビルド)を設立。さらに注目を集めています。