コアトレーニングでお腹と背中の筋力トレーニング
コアトレーニングの最後は、お腹と背中の筋力トレーニングです。やり方は、まず床にあお向けになってください。次に頭部と背中の上部を床から浮かせ、つま先を見るようにします。そして、腕をつま先のほうに伸ばしてください。この状態で、10~30秒キープしましょう。この時、腰は床に接したままにしてください。無理に腰を床から離して上体を持ち上げると、腰を痛める恐れがあるためです。動きは小さいですが、しっかり腹筋は使われていることがわかるでしょう。
休憩を挟まずに背筋トレーニングに移ります。あお向けのまま、ひざを曲げてください。そして、背中の下部からお尻にかけて力を入れて腰を浮かせましょう。この状態で、腹筋と同様に10~30秒キープします。この腹筋と背筋のトレーニングを3セット行いましょう。筋力に自信のある人は、時間をさらに伸ばしたり、背筋トレーニングの際に片足を上げて負荷を上げたりしてみてください。
まとめ
筋トレだけのコアトレーニングをしてしまうと、姿勢の改善が難しくなったり腰痛が起きやすくなったりする恐れがあります。そのため今回解説したように、筋トレに加えて正しい呼吸法とバランスのよい背骨、そして腰回りの柔軟性を組み合わせることをおすすめします。
コアトレーニングで期待できる効果は、免疫力アップや代謝アップだけではありません。ぽっこりお腹の解消や便秘の改善、凝りの解消、自律神経の安定なども期待できます。ぜひ、お風呂上がりなど体が温まりほぐれた状態の時に実践してみてください。
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