モナコに住んでみたら、毎日が闘いですよ。何者でもない日本人が行っても、最初はカルトセジュール(滞在許可証)もないしね。3年後ぐらいにようやく取得できました。
それで、本格的にモナコの人になったわけだけど、モナコ人になっても海にも行けないし。「この海は、日本人は入れません」って言われて。レストランの席もないしね。で、俺ここで絶対に負けんとこと思って、家族に「今日からルイ・ヴィトン着ろ、グッチ着ろ」と言ってね。「車も外車のええの乗れ!」と言って。そうして外見も内面も整えることで、ようやく認められるようになりました。だからお金は貯まっていませんよね。それで、今日に至るみたいな感じです(笑)。
それで、本格的にモナコの人になったわけだけど、モナコ人になっても海にも行けないし。「この海は、日本人は入れません」って言われて。レストランの席もないしね。で、俺ここで絶対に負けんとこと思って、家族に「今日からルイ・ヴィトン着ろ、グッチ着ろ」と言ってね。「車も外車のええの乗れ!」と言って。そうして外見も内面も整えることで、ようやく認められるようになりました。だからお金は貯まっていませんよね。それで、今日に至るみたいな感じです(笑)。
STAGE編集部:お子さんに、お金についてお話されることはありますか?
帝王学を教えています。「欲しいものが3つで迷ったら、1つ選ぶのではなく3つとも買え」と。買ってみて、自分で触ったり食べたりして、好きなものを見つけろと。最終的に1つを選ぶ目を持てばいいという考え方で育てています。
■さらなる高みへ。歩みは止まらない
STAGE編集部:デュークさんは今、どんな夢を描いているんですか?
今の目標は、半島を買うっていうことかな(笑)。あるとき、その半島を見せられてね、「これええなあ」と。医療関係の施設を建てたいですね。
あと自分のデュークズウォーキングを発展させて、ぴんしゃんウォーキングというのをやりたいなと。「ピンとシャン」と。日本は、ますます高齢化社会になっていくだろうから、そのときにやっぱり、一番はお年寄りが元気であること。100歳まで生きたら、お金も何も要らないよと俺は思うから。
だから、半島を買って“ウォーキングパラダイス”という半島を作ってやろうと。それで動き出しました。動かなかったら良かったんだけどね(笑)。お金も苦労するし。でも、動き出したら止まらない!
それから、子どもたちがロンドンに住みたいと言うので、ロンドンにも住んでね。大変な生活をやっておりますよ(笑)。落ち着かないけど、こうやって生きていって、毎日楽しみたいなと。
あと自分のデュークズウォーキングを発展させて、ぴんしゃんウォーキングというのをやりたいなと。「ピンとシャン」と。日本は、ますます高齢化社会になっていくだろうから、そのときにやっぱり、一番はお年寄りが元気であること。100歳まで生きたら、お金も何も要らないよと俺は思うから。
だから、半島を買って“ウォーキングパラダイス”という半島を作ってやろうと。それで動き出しました。動かなかったら良かったんだけどね(笑)。お金も苦労するし。でも、動き出したら止まらない!
それから、子どもたちがロンドンに住みたいと言うので、ロンドンにも住んでね。大変な生活をやっておりますよ(笑)。落ち着かないけど、こうやって生きていって、毎日楽しみたいなと。
■成功の道筋を見極める方法
STAGE編集部:いかなるジャンルの物事でも必ず成功へと導くのがデュークさん流ということでしょうか。成功をつかむ秘訣があったら教えてください。
迷いはありますけど、その迷った瞬間に考えない。俺は「これ迷うな」と思ったらやめておく。「イケる」と思ったことしかやりません。心は揺れてもいいけど、乱さない。
あとは、「放っておく」ということです。今はわからないけど、時間が経つと、わかることもあります。年齢とともにわかってくることがあるから、これは迷っているんではなくて、わからないんだと。だから、迷っているものは大事に置いておく。55歳のときにわからなかったことで、今考えたらわかることもいっぱいあります。
あとは、「放っておく」ということです。今はわからないけど、時間が経つと、わかることもあります。年齢とともにわかってくることがあるから、これは迷っているんではなくて、わからないんだと。だから、迷っているものは大事に置いておく。55歳のときにわからなかったことで、今考えたらわかることもいっぱいあります。
STAGE編集部:「放っておく」、ですか。意外です。
ただ、執着心は必要ですよね。常に執着心をいくつか持っていて、それを忘れない。あとは、嫉妬心ね。「あいつに負けたくない!」という気持ちもあります。それがないと、人間は成長しません。
俺は豊かな人を見ると「やっぱ、ええなあ」って思う。でも、この人も苦しんでるんだろうなと思うと、自分も苦しんでみようと。で、この苦しみが表に出ないくらい楽しんでやろうと。それが“楽しむ”ということ。苦しいことと辛いことが表に出ている人は、楽しめていない。ということは、それだけの努力も足りないだろうなと。
だから、嫉妬と執着心はあっていいと思う。この2つの感情を持って必死に頑張って、みんなに喜んでもらうことがすべて。ベッドに入って寝るとき、今日もみんなめちゃくちゃ喜んでくれたなと思えることが本当の幸せですね。
俺は豊かな人を見ると「やっぱ、ええなあ」って思う。でも、この人も苦しんでるんだろうなと思うと、自分も苦しんでみようと。で、この苦しみが表に出ないくらい楽しんでやろうと。それが“楽しむ”ということ。苦しいことと辛いことが表に出ている人は、楽しめていない。ということは、それだけの努力も足りないだろうなと。
だから、嫉妬と執着心はあっていいと思う。この2つの感情を持って必死に頑張って、みんなに喜んでもらうことがすべて。ベッドに入って寝るとき、今日もみんなめちゃくちゃ喜んでくれたなと思えることが本当の幸せですね。
STAGE編集部:最後に聞かせてください。デュークさんにとって、お金とは何ですか?
お金とは「愛」です。
お金というのは、本当は安心するものだと思うんです。だけど、お金は減ったりして流動的だから、安心感がないんですね。お金には安心感を持ちたい。みんなお金を不安とつなげて、「お金がないと不安」と考えますよね。だから、ついつい使わなくなるし、楽しむお金もない。
俺にとっては「愛」なので、喜んで使いたい。だから必要になるし、そのために毎日仕事をするんですよ。
お金というのは、本当は安心するものだと思うんです。だけど、お金は減ったりして流動的だから、安心感がないんですね。お金には安心感を持ちたい。みんなお金を不安とつなげて、「お金がないと不安」と考えますよね。だから、ついつい使わなくなるし、楽しむお金もない。
俺にとっては「愛」なので、喜んで使いたい。だから必要になるし、そのために毎日仕事をするんですよ。
「お金とは、愛。(デューク更家)」