2017年5月31日 更新

仕事の面白さに目覚める5つの映画

人間だから、たまにはスイッチが落ちることもあります。そんなときにスイッチが入る映画を5つご紹介したいと思います。

作品:「幸せの力」(原題「The Pursuit of Happyness」)
主演:ウィル・スミス、ジェイデン・スミス(ウィル・スミスの実際の息子。リアル〜)
制作:2006年(米国)
医療関連事業で失敗してホームレスになるところから始まります。その後、株のトレーダー養成コースを経て、一流証券会社勤務で成功したという映画です。ここでのビジネスヒントは、「流される力」ではないでしょうか。お金に苦労した主人公が、ある男の言葉を素直に信じて無心に取り組む。これこそ人間の成長に欠かせない能力です。どのシーンでしょうか? 是非、そのシーンをお見逃しなく。

4. 日本のお父さんたちお母さんを改めて尊敬したくなる映画

4本目にご紹介するのは、待っていました!日本の映画です。いや〜、自分で選んでおきながら、洋画ばかりでどうなることかと思いましたが、日本にもテンションが上がるものはいっぱいあります。さて、戦後の日本を引っ張った産業といえば、そう製造業ですね。この映画は、メーカーを支える技術者が、自分の信念を貫き通し成功を収めたすごく素敵な話です。
作品:「陽はまた昇る」
主演:西田敏行、渡辺謙、緒形直人
制作:2002年(日本)
VHSの開発をめぐり、家電メーカーである日本ビクターをモデルにした映画です。経営陣と対立しながらも、自分の信念を貫き通した話ですが、何度観てもスカッとします。カッコいいです。主人公はリストラで左遷、会社の支援もほぼなし、でも愚直に開発して、ついに……。
保護主義が世界を席巻するかもしれない今だからこそ、日本の先輩ビジネスマンがどういった気持ちで日本経済を支えていたのか見ておくべき一本です。

5. 国と国民が一致団結するとなん〜でもできそうに思る映画

最後の5本目は、スポーツ映画から。みなさんは、スポーツがビジネスに使えるのは、「根性」だと思っていませんか。是非、この映画からは「リーダーシップ」を感じ取ってほしいです。
作品:「インビクタス」
主演:マット・ディモン、モーガン・フリーマン(監督は、クリント・イーストウッド)
制作:2009年(米国)
この映画は、ネルソン・マンデラ、アパルトヘイト、ラグビーの話です。ちなみに「インビクタス」は、征服されない者という意味です。ネルソン・マンデラと南アフリカ・ラグビー代表がスクラムを組んで国が団結しますが、それまでのマンデラとキャプテンの「リーダーシップ」が半端じゃありません。凄すぎます。「人の心を動かすには」と考えると、つい明日から会社で力が入りそうです。そして、今の時期だからこそ、One Nationについて考えさせられる映画です。マンデラ大統領がキャプテンに尋ねます。「人の心を動かすのは」──その答えとは。

ということで、仕事の面白さに目覚める5つの映画をご紹介しました。ご存知の映画も多かったはずですが、ビジネス目線でもう一度見てみると新たな発見と、明日へのモチベーションになるのではないかと思います。

渋谷 豊 ファイナンシャルアカデミーグループ総合研究所(FAG総研) 代表 ファイナンシャルアカデミー執行役員

シティバンク、ソシエテ・ジェネラルのプライベートバンク部門で約13年に渡り富裕層向けサービスを経験し、独立系の資産運用会社で約2年間、資産運用業務に携わる。現在は、ファイナンシャルアカデミーで執行役員を務める傍ら、富裕層向けサービスと海外勤務の経験などを活かし、グルーバル経済に関する分析・情報の発信や様々なコンサルティング・アドバイスを行っている。慶応義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)修了。 ファイナンシャルアカデミーグループ総合研究所 http://fagri.jp/ ファイナンシャルアカデミー http://www.f-academy.jp/
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