2018年11月12日 更新

〈はなわ〉大ブレイクの裏側に大物ミュージシャンとの共演が!そして佐賀への感謝

2003年、地元への愛と自虐を込めた歌『佐賀県』でブレイク。近年は柔道に奮闘する3兄弟を育てる姿もお茶の間で人気の芸人はなわさん。さらに妻の誕生日に贈った歌『お義父さん』をライブで披露した映像は感動を呼び、公開からわずか20日間で100万回再生を突破。ベストファーザー賞も受賞しました。世間の注目を集め、惹きつける「はなわ家族」を育んだ独特な子育て術とは?

はなわ:ターニングポイントは完全に『佐賀県』の歌ですね。あれ以上のものは無いというぐらい。お笑いライブで歌ってウケるようになっていたんですけど、ちょうどその頃はテレビのネタ番組が無かったんです。そんな時に『爆笑オンエアバトル』が始まって、『エンタの神様』では20分から30分、僕だけのネタをやるという異例の体験もさせてもらいました。数々の賞(ゴールデンアロー賞、日本有線大賞新人賞など)も頂きましたし、まさに夢のような1年でしたね。
正直、当時はあまりにも忙しくて覚えてないことも多いんですけど、今考えると一番すごいと思うのが…とある方がCD発売前にもかかわらず『佐賀県』に激ハマリしてくれてラジオ番組で毎週バンバンかけてくれるんですよ。当時まだ僕は全く売れてなくて超クソ貧乏のときですよ?なのにその方は「はなわって何者なんだ?バンドなの?なんで平仮名なの?」みたいなトークをして下さって。友達からもめちゃくちゃ電話がかかってきましたね。「ラジオで流れてるよ!お前の話してるよ!!」みたいな。その方、実は福山雅治さんなんです。
福山さんは長崎出身で、唯一隣接するのが佐賀県なんですよ。だからどこかで佐賀をイジってたんでしょうね(笑)。そこから実際にお会いして、『佐賀県』を紅白に持っていこうみたいな番組コーナーまで作って下さいました。実際あの年の「紅白歌合戦」に出られましたし、まさに大恩人です。


STAGE編集部:福山さんの「粋な計らい」にはこんなオチも。
はなわ:福山さんが「はなわのライブに出るよ」と言って実際に出てくれることになったんです。せっかく出てくれるので、あえて誰か分からないようにサングラスをかけてもらって、ちょっと暗い照明にして。途中で「メンバー紹介しまーす!ギター、福山雅治!」なんて言ったらお客さんが「え?」、サングラス取ったら「ギャーッ!」ってなるわけですよ。それから4曲ぐらい残りがあったので演奏したんですけど、誰もこっちを見ていなかったですね(笑)。

大ブレイクした芸人に必ず訪れる「人気の下降」。その時、はなわ家は…

STAGE編集部:ブレイクした反動もあり、露出は徐々に減少。「一発屋」への危機に対してとった行動は?
はなわ:他の5~6家族のうちのひとつという感じで、明石家さんまさんの『スーパーからくりTV』という番組から家族出演の依頼が来たんです。当時は芸人として変なプライドがあって家族をテレビに出すのは嫌だったんですけど、知り合いのディレクターさんだったこともあって、1回だけなら良いかと思って出演しました。
お留守番をしているところに悪徳セールスマンが来たらどういう反応をするか?を見る企画だったんですけど、つい笑ってしまって…。その結果が凄く好評で家族を追いかけながらいろいろやってくれることになりました。そんな中、スタッフさんが「何かネタないですか?」と言うから「長男坊だけ、まだ始めたばかりですけど、一応柔道を…」という感じで追いかけていったら、東京チャンピオンになってしまったんです。


STAGE編集部:家族のテレビ出演も、長男の柔道も偶然だった?
はなわ:全くそうですね。柔道やらせたのも、僕がバルセロナ五輪金メダリストの吉田秀彦さんと仲良くさせてもらっていて「息子が体でかいんですよね」ってたまたま言ったからなんです。吉田さんに「柔道やらせたらいいじゃん。柔道やらせたら痩せるぞ!」って言われて。1年で東京チャンピオンになった代わりに10キロぐらい太りましたけど(笑)。
でも「からくりTV」自体が終わって、嫁がずっと佐賀で子育てしたいと言っていたこともあって、これを機に佐賀に移住することにしたんです。正直、結構悩んだんですけどこのタイミングしかない、今行かないとずっと行かないからということで決断しました。それが今から7年前ですね。
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