7年で勝負あり
情報関連における技術の進歩の速さを示す言葉に「ドッグイヤー」という言葉があります。これは、人間の7年が犬の1年に匹敵することから生まれた言葉です。このドッグイヤーが、最近ではすべてのことに当てはまるようになってきました。
米国市場における製品の普及スピードという調査があります。これは、普及率が10%から90%になるまで何年かかるかというものです。例えば、固定電話は1903年〜1976年までなんと73年もかかりました。しかし、携帯電話は1993年〜2007年の14年と急激に短くなりました。そして最近では、スマホ、CD、液晶テレビは全て7年で普及するような世の中になりました。
今回の自動車に関する300兆円〜870兆円市場の雌雄も7年で決するのではないかといわれています。今のところ、日本勢は外国勢の後塵を拝しているといわれています。本当にそうか。そのヒントがこのモーターショーにあると思います。
さぁ、もう居ても立ってもいられません。ぜひ、会場を訪れて「勝者は?」という見方をしてみてください。いつもより面白さが倍増するコト間違いなしです。
渋谷 豊
ファイナンシャルアカデミーグループ総合研究所(FAG総研) 代表、ファイナンシャルアカデミー取締役
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