2017.9.25(2021.5.13更新)
立場が上の人から圧倒的に可愛がられるとはどういうことなのでしょうか。それは、貴重な話をシャワーのように浴びるということです。さて、そのポテンシャル富裕層の特徴とは。
富裕層になる人のメモの目的は聞き出すため
メモの目的は聞き出すため。こんな書き出しをしてしまったら、「いやいや、メモの目的は聞いた話を記録して後ほど振り返る、もしくは、忘れないためにでしょう」、という声が一斉に聞こえてきそうです。しかし、ポテンシャル富裕層は、実際にこのようにメモを使っています。そう「人の話を聞き出すため」です。
それでもピンとこない人は、後輩と食事に行って、2人で着席をしているところを想像してみてください。
まずはビールで乾杯をしました。後輩が乾杯のビールに一口つけた後、スマートにメモ用紙を取り出して、みなさんが話す大事なコメントを真剣にメモしていたらどんな気分ですか。
悪い気分ですか、それとも良い気分でしょうか。また、その雰囲気は、いつもよりあなたを饒舌にしますか、それとも、あなたを言葉少なにしますか。
悪い気分ですか、それとも良い気分でしょうか。また、その雰囲気は、いつもよりあなたを饒舌にしますか、それとも、あなたを言葉少なにしますか。
このメモを取る姿勢は、先輩や目上の人により話をしてもらいやすくする行為なのです。ポテンシャル富裕層のメモの目的は、間違いなく「色々な役に立つ話を聞くため」にあると断言してもよいかもしれません。
一般的には、会話は8割を聞くことがコツと言われていますが、ポテンシャル富裕層は実はもっと貪欲に聞き役に徹して9割以上は聞き役という感じです。
貴重な話を聞き出すためのコツは、「メモ」。是非参考にしてほしいですね。
ポテンシャル富裕層は配席上手
ポテンシャル富裕層は配席に気を配ります。通常、レストランにおける目上の人の座る位置は決まっています。いわゆる上座です。ただし、あえて下座に座ることを好むことがあります。顔をあまり見られたくないというという場合ですね。
さて、そのようなルールを踏まえながらもポテンシャル富裕層は、更にベストな配席を心がけます。どのような心がけかというと、それは「他の人に話を聞かれる心配のない席」&「ゆとりのあるテーブルの広さ」を手配することです。
さて、そのようなルールを踏まえながらもポテンシャル富裕層は、更にベストな配席を心がけます。どのような心がけかというと、それは「他の人に話を聞かれる心配のない席」&「ゆとりのあるテーブルの広さ」を手配することです。
他の人に話を聞かれてしまう座席の悪い点は、会社名や実名での話ができないこと。そうなると、イニシャルで表現したり隠語で話すことになり、かなり面倒です。これでは、話が弾みません。
では、ゆとりあるテーブルはなぜ必要なのでしょうか。それは、狭いテーブルでポテンシャル富裕層が懸命にメモをしていると先輩や相手は気遣いをしがちです。「メモ取るには狭くないかなぁ」、「メモを取らなくてよい話にしようかなぁ」と思われたら、もう貴重な話が聞けません。このように席の位置と座る位置はすごく「聞く」ために必要な要素です。
では、ゆとりあるテーブルはなぜ必要なのでしょうか。それは、狭いテーブルでポテンシャル富裕層が懸命にメモをしていると先輩や相手は気遣いをしがちです。「メモ取るには狭くないかなぁ」、「メモを取らなくてよい話にしようかなぁ」と思われたら、もう貴重な話が聞けません。このように席の位置と座る位置はすごく「聞く」ために必要な要素です。
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富裕層になる人は会話に反復余地を作る
ポテンシャル富裕層は、先輩と話をしているときに、「はい、知ってますよ」とか、「はい、大丈夫です」などといった言葉で相手との間に会話の壁を作りません。
例えば、このような言葉になります。
「はい、知っていますよ」→「やはりそうなんですね」
「はい、大丈夫です」→「おかげさまでより安心できました」
といった、話が弾むポジティブワードを使い、言葉のラリーを繰り返します。
また、ポテンシャル富裕層は、相手に話の反復余地も与えています。この余地が会話のリード役を担います。例えば、「〜だと思います」ではなく、「〜だと思いますが、あんまり自信がなくて」などと、相手が反復できる言葉で締めます。どういうことでしょうか。
もし、「〜だと思います」の後に、先輩がその回答を持ち合わせていないときは、自信がないので話が弾みません。しかし、「〜だと思いますが、あんまり自信がなくて」と聞くと、「そうなんだ、自信がないんだ」と先輩は認識することで、もし知らなくてもハードルが下がりコメントをしやすくなります。または、「何で自信がないの?」といった返しサポートします。自分が会話を盛り下げている可能性があることを改めて認識してください。
さて、メモと座席と余地。意外と盲点だったのではないでしょうか。特に余地は日頃から意識をしていないと実践できません。家庭で練習するといいかもしれませんね。