「人生がときめく片づけの魔法(サンマーク出版)」は、まだ4年ほど前に世にでたばかり。
そんな近藤麻理恵さんが、なぜあっという間に世界に影響力を与えるほどの活躍ができたか?
それは、3つの大きな理由があったからです。
01. 小さいころから好きなことを追求してきたこと。
「片付けの専門家の仕事」と割りきって見つけたものではないとうことです。
小さいころから母親の影響から主婦の仕事に興味があり、その中でも日々の繰り返しという片付けに特に興味を持ち、どんどん深くはまっていくことになる近藤さんは、ほぼ生活の一部として、そして趣味の一部として楽しみながらやっていたことが、人よりも追求できた、つまり深掘りできたのです。
02. 好きなことを追求したら、得意分野になったこと。
そしてその才能が、社会から求められ、さらに才能が磨かれているのです。
03. あっという間の前に、10年以上の歳月がある。
success.(一夜にして成功するには20年かかる。)」と言ってるように、たった4年で成功したのではなく、それまで10年以上の行動の結果だったのです。
私たち自身がハマれること、そして得意なことは、どのように探せばいいのでしょうか?
まずは、ワクワクすることを見つけることから、はじめましょう。
好きなことは、自分にしか見つけられません。
キャリアコンサルタントに聞いても、答えはありません。
自分が心で感じるまま、ワクワクすることをみつけ、そこに一定の時間、集中してみることから始まります。その時間は、苦痛ではなく、楽しみとなるのです。
絵を書くのが好きな人は、誰も見てくれなくてもずっと書き続けています。
小説を書くのが好きな人は、出版の予定がなくても書き続けますし、勉強するのが好きな人は、受験や試験がなくても勉強します。
そんな状況になれること、それを探しましょう。
次は、その好きなことが、得意分野になるように育てます。
得意かどうかは、比較でしかみつかりませんが、他人を意識し過ぎないことが大切です。
最初のうちは、他人より劣ってることもあるでしょう。でも深掘りするにしたがって、どんどん才能は伸びていくのです。
最後に、それを、身近な人に提供しましょう。
好きで得意なことを、家族や友だちに提供すると、周りの人は必ず喜んでくれます。
料理が好きで得意なら、料理を。
ピアノが好きで得意なら、演奏を。
そして片付けが好きで得意なら、部屋の整理整頓を。
そんな楽しみながら、友だちに提供していると、そのワクワクは自然と周りに伝わります。
たとえお金をもらわなくても、機会があるだけで、おたがい感謝しあえて、楽しめます。
そうやって自分の得意分野である「自分資産」を社会還元していく。
その結果が、世界に大きな影響を与えるほどのパワーになるのです。
心から好きなことを、行動に移してみよう。
好きなこと、周りの人に還元していこう。
かならず、周りに良い影響を与えられるから。
その得意なことの芽が、世界へとつながる扉となるから。
そして、あなたの深堀り力が、人としての輝きになるから。