準富裕層が生活に不安なく早期リタイアしたいならば、不労所得を得ることが一つのポイントになります。不動産や金融商品への投資で資産運用をし、不労所得を得られる段取りをリタイア前にしておくことが肝要です。ある程度安定して不労所得を得られる実績を積んでいれば、準富裕層でも資産を急激に減らしたり、生活レベルを極端に下げたりせずに早期リタイアが可能です。
もしくは、セミリタイアと言って、好きな時にだけ仕事をし、多少の収入を得て生活の足しにすることも、準富裕層の早期リタイア方法として現実的です。インターネットビジネス、在宅ワーク、アルバイトなどをするのですね。ただし、早期リタイア後の生活に不安を覚える準富裕層ほど、富裕層よりもリスキーな儲け話に引っ掛かる傾向が強いので要注意です。再現性に乏しい情報商材を高額で購入してしまったり、怪しげなネットワークビジネスに気付かず参加していたりなど、枚挙に暇がありません。
準富裕層になってリタイアしたい。金融資産5,000万円で可能?
準富裕層での早期リタイアは現実的でしょうか。野村総合研究所(NRI)などは、金融資産5,000万~1億円未満の約322万世帯を準富裕層と位置づけています。富裕層手前のこの段階で、好きな時だけ仕事をするセミリタイアも含め、早期リタイアできる可能性を考えてみます。