2019.5.21
まずは肩こりの原因を取り除く
エクササイズの前に、肩こりの原因になることを取り除くことが大切です。肩がこる原因を多く抱えているほど、対策をしても効果があらわれにくくなるためです。そのため、次の項目に当てはまるかどうかチェックしてみてください。
・デスクワークが多い
・腕を動かす機会が少ない
・いつも姿勢が悪い
・体が硬い
・緊張している時間が長い
・体が冷えやすい
・カフェインを多くとっている
・体脂肪率が高い
・腕を動かす機会が少ない
・いつも姿勢が悪い
・体が硬い
・緊張している時間が長い
・体が冷えやすい
・カフェインを多くとっている
・体脂肪率が高い
これらの中で、まずは改善しやすい原因から取り除きましょう。たとえば、飲み物をコーヒーからミネラルウォーターに替える、必要な物を少し高い位置に置いて取る時に腕を動かすようにするなど、すぐに改善できることがおすすめです。その他の項目も、できるだけ取り除くようにしましょう。
次からは、肩こり改善のためのエクササイズを説明します。イスやソファーに座ったままでも、直立した状態でもできる方法です。肩に力を入れず、リラックスした状態で行いましょう。
背中をストレッチして肩への血流を増やす
エクササイズの最初は、背中のストレッチを行いましょう。背中は肩こりと関係ないように思うかもしれません。しかし、背中は肩の三角筋につながる僧帽筋や広背筋のある部位のため、十分にストレッチすることで血流改善の土台となります。
やり方は、まず両手を真上にあげます。次に、右手首を左手で持ち、上体ごと左斜め前に倒してください。横でも前でもなく、斜め前に倒すことが重要です。背中の右半分が伸びているのを感じながら、ゆっくりストレッチしましょう。上体を倒す際にゆっくり息を吐き、倒しきったところで通常の呼吸に戻して15~20秒キープしてください。持つ手を逆にして、反対側も同様に行いましょう。
ワキ周辺の血流を良くする
ワキの下で血流が滞っていることも多いため、ワキや肩甲骨周辺の筋肉もほぐしましょう。