2019年2月26日 更新

好きなことにお金を使っていけば、好きな仕事に出会える、という考え<高橋晋平・おもちゃクリエーター/株式会社ウサギ代表>

社是は「健康第一」という株式会社ウサギの代表・高橋晋平さんがディレクションする新商品がリリースしました。テーマはなんと「仕事とお金」。人生でいちばん大切なことは健康と笑い、という高橋さんがゲーム「わくわくワーク」に込めた思いとは?

STAGE編集部:高橋さん自身はお金に対してどう向かい合っていますか?
僕は投資などは性格的に向いていないのでやらないですが、細かくお金をきちんと把握するのは得意だと思うんです。財テクというより、お金を無駄に使わないとか損しないように分かっておくという現状把握ですかね。
例えば、持っている株が下がったら嫌じゃないですか。気分が下がる可能性があるのが嫌なので。その心配がないんだったらいいんですけど。その時間とか意識がもったいないので、お金のことを考えなくてもよいような状況にしておくのが自分にとっての健康第一を実践するひとつだと思っています。
お金を把握するのが得意とは言いつつも、やらなくていいんだったら他のことをやりたいわけで。いまは小規模の会社を経営して働いていますけど、僕の生きたい人生を生きるためには、お金はいくら必要ってことは自分で決めて分かっているんです。それ以上は、別に多く稼ぐ必要はなくて、最低どれぐらいはちゃんと稼がないといけない、と管理している感じですね。
STAGE編集部:必要な分があればよい。だから、お金の現状把握をきちんとするという。
そうです。たまに起業ってどうなのって聞かれるんですよ。そういうときは、年にお金がどのくらい欲しいかで、やることが全然変わるから、それをまず知るべし、と話すようにしています。持論として。
お金との付き合い方とか増やし方って人それぞれだし、僕にとって結局重要なのは健康と笑いだから。幸せな人生、自分にフィットする生き方をするのにお金は大事です。というより、生き方の一部なんでしょうね。
STAGE編集部:高橋晋平さんにとってお金とは何でしょう?
お金は笑いと健康のために使っていて、使わないと生きていけないものといった感じでしょうか。
僕がお金を使う基準って「どれだけ家族が笑うか」で、それで決めているんです。1回でも多く笑うことが重要と信じて生きているんです。ここに行ったら面白い、これを買ったら面白い、これをやったら面白いという基準で僕はお金を使っている。別にこれが勉強になるから投資しようというようには思わないです。
子どもの習い事とか、考えるじゃないですか。習い事も別に楽しくないんだったらいらないし、なにかのためになるんじゃなくて、どんだけ笑うのかが大事で。笑いはどうして必要かというと健康になるために必要なので。だから、僕にとってお金とは、笑いと健康のためのものということです。
「お金とは、笑いと健康のためのもの(高橋晋平)」

高橋晋平

株式会社うさぎ代表/おもちゃクリエイター
44 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

〈三木アリッサ〉お金とは自分を強くする大切なもの。

〈三木アリッサ〉お金とは自分を強くする大切なもの。

2018年Forbes JAPAN「地球で輝く女性100人」に最年少で選出された三木アリッサさん。 イスラエル専門商社勤務時に「イスラエル女子部」を立ち上げ、自らをインフルエンサーに育てて注目されました。現在はプログラミング教育ベンチャーのライフイズテック株式会社にジョインし、アメリカ進出に向け準備中。キャリアを作るとはなにか?を三木アリッサさんにききました。
〈草刈民代〉「お金とは、エネルギーである」

〈草刈民代〉「お金とは、エネルギーである」

8歳の頃にバレエを習い始め、10代半ばでプロの道へ。日本で最も歴史ある全国舞踊コンクールのバレエ部門で第1位になるなど、まさに日本を代表するバレリーナとなった草刈さん。1996年、映画『Shall weダンス?』のヒロインに抜擢されると女優としても有名に。日本中に空前の社交ダンスブームを巻き起こしました。その後もバレエ界の第一線で活躍したのちに43歳で引退。新たなキャリアを築き上げています。常に自分を追い込み、磨き続けてきた彼女の人生観とは一体?
〈澤田秀雄〉「お金とは、可能性」

〈澤田秀雄〉「お金とは、可能性」

「株式会社エイチ・アイ・エス」「現・スカイマーク株式会社」の創業、テーマパーク「ハウステンボス」の再建、 「変なホテル」の開業など、次々に新しい事業を立ち上げ成功を収めてきた澤田秀雄さん。 澤田社長の新しい発想力や行動力はどこから来るのでしょうか。 生き方や考え方 についてお話をお聞きしました。
〈グローバー〉東大を中退してミュージシャンに。少し遠回りをして見えた新たな生きる道とは?

〈グローバー〉東大を中退してミュージシャンに。少し遠回りをして見えた新たな生きる道とは?

東大卒ミュージシャンとして音楽活動の他、クイズタレント・コメンテーターとしても活躍するグローバーさん。実は彼は苦労して入った東大を中退し、ミュージシャンの道を選んだという過去が…。その後、再び大学に戻り無事卒業。時を同じくして、立ちはだかっていた壁が崩れ、新たな道が開けたと言います。少し遠回りをしたことで見えたグローバーさんの人生観とは?

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

管理者 管理者
お金の教養講座
お金と投資のセミナー情報(無料)

お金の教養講座

おすすめ

お金の教養講座

⼤⼈として知っておきたいお⾦の知識。
⼈⽣そのものを充実させるためのお⾦の基礎講座

月5万円で資産1億円を目指すゴイチセミナー

1億円を作った人が実践してきた「資産運用のルール」を真似しよう


ファイナンシャルアカデミー公式SNS