フィジーでのんびりお安く英語留学。ユニーク体験の宝庫でした

皆さんフィジーと聞いて何をイメージされますか?フィジーはリゾート地としても有名ですが、留学先としても魅力がたくさん詰まった国なのです。しかも、物価や学費が非常に安い為、欧米諸国での留学の3分の1の費用で留学できるとも言われています。

2018.9.22

フィジーってどんな国?

「世界で最も幸せな国」との代名詞を持つフィジー。また、フィジーには大きく分けて2つの民族が共存しています。フィジアンとインディアンがそれぞれ約50%ずつを占めていて全く違う文化や言語を話す民族同士が共存しており多様性を肌で感じる事もできます。
私はフィジアンとインディアンの家庭両方に滞在しましたが、お互いの独自の文化にすごく興味を持ちました。またそれぞれの言語を持ちながら共存するため、民族を超えてコミュニケーションする事が必須である事から幼い子供でもなんの問題も無く英語を話します。
1年間の滞在で感じた事は、フィジアンはとてものんびりしていて、もしお互いが困っていたら物の貸し借りを積極的に行うケレケレという文化が根付いています。また週末には教会に必ず出向き、男性は国技であるラグビーに勤しむ事も多くあります。また、キャッサバというイモを主食にしておりココナッツ風味の料理が多いのも特徴です。その一方で、インディアンはとても勤勉です。商店の経営者はインディアンである事が非常に多いです。ヒンドゥー教の信仰者が多く、特に10月にあるディワリというお祭りはとても盛り上がっています。街にはインディアンが着用するサリーやアクセサリーのお店が点在しておりインドの空気を感じる事もできます。基本的に毎日カレーを食べており、ダルスープという豆のスープなども人気です。多国籍国家とは違い、2つの全く違った文化を持つ人々がお互いを受け入れ共存している国はフィジーならではなのではないでしょうか。

フィジーでの人気アクティビティ

フィジーは330の島から成り立つ島国です。留学中に特に人気な休日を過ごし方はやっぱりアイランドホッピングです。本島であるビジレブ島から日帰りでいける島や少し遠い島まで私が訪れたオススメの島をご紹介します。

タベウニ島

タベウニ島には世界で数カ所しかない日付変更線をまたげるスポットがあります。日付変更線に挟まってみるなど、なんともユニーク体験ができます。また幻の名花と呼ばれる「タンギモジア」という世界でこの島の湖の近くにしか咲かないといわれている大変めずらしい花に出会うこともできます。

ヤサワ諸島

ヤサワ諸島周辺の海はフィジーの中でも抜群に美しいです。映画「青い珊瑚礁」のロケ地としても有名です。中でも、ブルーラグーンケープ・ツアーという水中のトンネルを通っていく鍾乳洞ツアーは迫力満点です。また5月から10月はダイビングやシュノーケリングでマンタの群れを見れるチャンスもあります。

マナ島

日帰りで気軽に天国の様なリゾートを楽しむのであればマナ島がおすすめです。本島から高速船で1時間少しの所に位置しており、留学生特別割が効くツアーも多くあります。ビーチで遊んだ後もフィジーダンスやファイヤーショー、ロボというフィジー式バーベキューなども楽しめますのでグループで遊びに行ってもすごく楽しいです。

フィジーで英語は上達するの?

フィジーでは英語以外の言語も飛び交うため英語がきちんと上達するのか不安な方もいるかもしれません。しかし私は英語を上達させる絶好の留学先だと感じる事が出来ました。実際1年間でTOEICスコアを600点から900点までに上げる事もできましたよ。
フィジーの人々は本当に温厚でフレンドリーな為、バス停で立っていても一人でショッピングをしていても気さくに話しかけてきてくれます。また、比較的ゆっくり英語を話す為英語を話す事に慣れていない方でも安心して滞在する事が出来ます。同時に近隣国であるオーストラリアやニュージーランドからの人々も住んでいる事からネイティブイングリッシュに触れる機会も非常に多く様々なアクセントの英語に触れながら英語力を上げる事が出来ます。語学学校においてもENGLISH ONLY POLICYという校則があり、英語以外の言語を校内で話してしまうと3回目には強制帰国になってしまう為、とことん英語を使って生活する環境が整っています。毎日最低6時間程度は授業を受け、希望者には更に格安でTOEIC講座なども放課後に開かれています。クラスも7つのレベルに分かれおり、最上級クラスになると本格的なビジネス英語を経験豊富な先生が教えてくれます。その為自分次第で英語をブラッシュアップできる環境は十分整っており最高の留学先ですよ。

フィジー留学するのに必要なお金全般

留学先によって金額はまちまちですが、一般的に以下のものを準備するお金が必要になってきます。
・ 航空券
・ VISA
・ スーツケースなど滞在に必要な物品
・ 海外旅行保険
・ 語学学校/留学エージェント費用
・ 現地生活費(食費・交通費・娯楽費等)
これらの総額で、120万〜250万がフィジー留学の相場です。生活費もドミトリーを利用すればかなり費用の削減ができます。
渡航費 8〜16万
保険  約20万
学費 (1カ月)12〜18万 ※滞在費込み
生活費(1カ月)2〜4万
STACY

STACY

世界を旅するバックパッカー。訪れた国は現在55カ国。フリーランスライター・また大学や専門学校で、ホスピタリティ・英語・日本語講義を担当。
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