STAGE編集部:お金の使い方で、失敗談というのはありますか。
はい、若い頃いちいち流行りに乗って服をとっかえひっかえ買ったこと。あんまり履かないのにパンツを買ったり。そのときの服は、今フリマで売っています(笑)。153cmしかないのに、雑誌でモデルさんが来ているような服を買って、少しも似合わないということもありました。身の丈を知るってこういうことだなって思ったり。
それから、レコードですね。東京にいたころは毎週水曜日はレコード屋巡りの日と決めていて、働いていた表参道から渋谷までぷらぷら歩いて中古レコードを見て回りました。処分もしましたが、今も自宅には500枚近くあります。DJでもないのに(笑)。
STAGE編集部:家計を守りながら、商いもしている後藤さんにとって、お金とは何でしょうか。
お店をやっていますけど、お金は、苦手です。どんぶり勘定だし。やっている人はオリジナル(商品)を作ったり卸したりして、集客ももっときちんとやっていると思います。お店は次の2月で15年になりますし、本が出て来てくださる方は増えましたが、経営のことは今でも人に相談したいくらいです。
私にとってお金とは、よくわからないもの。これからよくわかっていきたいものですね。
私にとってお金とは、よくわからないもの。これからよくわかっていきたいものですね。
「お金とは、よくわからないもの
これからわかりたいもの(後藤由紀子)」