2019年2月1日 更新

仕事ができる人になるには?PDCAの応用が有効な理由

仕事ができる人とできない人にはどんな違いがあるのでしょうか?得意・不得意やスキルの有無以外に、秘密があるのかもしれません。今回は、品質管理システム等などビジネスシーンで活用されているPDCAサイクルを応用することで、仕事ができる人になれるポイントを見ていきます。


PDCAサイクルはそれぞれがすべて重要で、関連している項目です。しかし、性格や特徴によって、失敗しやすいポイントは人それぞれ異なるのではないでしょうか?つまずきやすいポイントによって、PDCAのどこに気をつけたいか考えてみましょう。

たとえば、忙しさのあまり何となくルーティン感覚で仕事をこなしている人。この場合はまずP(計画)を立てることからはじめましょう。忙しくても、計画を立てるための時間は必ず設けてください。
計画は、いくつかの工程に分け、それぞれ期限を設けていくといいでしょう。そうすることで、どの工程に負荷がかかっているのか、どこを改善すべきなのか、後から分析・判断しやすくなります。

残業が多くて時間に対して怠慢になってしまっているなら、D(実行)に注目です。リフレッシュ時間を設けずダラダラこなしている、一定の業務に対して時間を消費しすぎといったことのないよう身を引き締めます。
個人的に重要だと感じるのはD(評価)とA(改善)です。特に評価がしっかりできていないと、どういった改善が適切なのか導き出せません。評価は、計画自体に則ってこなせているかはもちろんですが、それぞれある程度細かい工程に分け、振り返り(リフレクション)を行なうことが大切です。

成功している部分はそのままに、改善をすべきところのみをピックアップします。最終的に改善策を考え、よりベストな方法を編み出し、成果へ近づけていきます。それぞれ4つのポイントで、自分にとって足りない部分を確認し、「仕事ができる人」になりましょう。

湊音

元総務・人事キャリアを持つフリーライター。これまでの経験を活かし、「仕事」「働き方」などのテーマを中心に執筆活動中。女性がのびのびと多様な働き方を実現できるべく、常に新しい情報をキャッチしています。
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