


なぜか貯金が全然できなくて、けど理由がわからない。
そんな悩みを持っている方は多いのではないでしょうか?
それってもしかしたら『隠れ貧困』に陥っている可能性があります!
この記事では経済ジャーナリストの萩原博子さんの
『隠れ貧困チェックシート』を使って
隠れ貧困がかんたんにわかる10の質問を紹介しています。
隠れ貧困の状態は放置しておくと、老後の生活に悪影響を及ぼします!
早急に改善して、お金の不安やモヤモヤのないスッキリした日々を手に入れましょう。
隠れ貧困とは

隠れ貧困ってどんな状態を言うのでしょうか?
隠れ貧困とは簡単に説明するとこんなことです。
最近では高所得者ほど隠れ貧困が多くなっているようです。
なぜ収入が高いのにもかかわらず、貯金が増えないのか?
それはシンプルにこう言うことですね。
たとえ収入が1,000万円あったとしても
支出が1,000万円あったら貯金はゼロですよね。
逆に言えば年収が300万円代の低所得なボクでも
支出を抑えて収入を増やす努力をすれば
簡単に貯金は増やせるわけです。
そしてもうひとつの隠れ貧困のパターンとしてこんなものがあります。
これはSNSの普及率が上昇するにつれて増えてきたパターンのようです。
リア充をアピールしたくて、憧れの人の生活に近づきたくて
お金持ちに見られたくて、ついつい見栄を張ってしまう。
このパターンの方は早急な改善が必要です。
上記の高所得者の方でしたら、支出をコントロールすることさえできれば
収入が多い分貯蓄に回せるお金も多いです。
ちょっとしたキッカケで年間500万円以上貯蓄も可能かと思います。
しかし所得が低いのに高所得のふりをしてしまっている場合は
支出をコントロールしても、貯金に回せるお金は一般的な数値でしょう。
ですのでなるべく早期発見、早期改善が必要なんですね。
この『隠れ貧困』を提唱した人は経済ジャーナリストの『萩原博子』さん。
経済ジャーナリスト萩原博子ってどんな人?
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『マネーの達人HP』より画像引用
萩原博子
1954年、長野県生まれ。経済事務所に勤務後
82年にフリーの経済ジャーナリストとして独立。
家計経済のパイオニアとして、難しい経済と複雑なお金の仕組みを
生活に根ざしてわかりやすく解説する第一人者として活躍。
テレビ出演や雑誌連載も多い。『 Amazon 』より引用
隠れ貧困かどうかがわかるかんたん10の質問

萩原博子さんの著書『隠れ貧困 中流以上でも破綻する危ない家計 (朝日新書)』
で紹介されていた隠れ貧困かどうかわかるチェックシートを紹介しますね。

そんな方はぜひチェックしてみてください!
それでは行ってみましょう。
1、生活費は苦しいが、年1回の家族旅行はリッチに行きたい
2、月に3回以上、自分にごほうびを贈る
3、給料日前でも、ママ友とのランチは断れない4、子どもは3つ以上の塾・習い事をしている
5、子供の教育費などは、親から援助してもらっている
6、住宅ローンを払い終わるのは、65歳以降だ7、月々の生活費の赤字(年間30万円以上)をボーナスから補填している
8、生命保険は勧められるまま、3年ごとに見直しをしている
9、年間の貯蓄額よりも、保険料の方が多い
10、貯蓄はない
YESが4〜7個→『隠れ貧困度50%』
YESが8〜10個→『隠れ貧困度80%以上』
いかがでしたか?
『 隠れ貧困度10% 』ならまだまだ大丈夫。
『 隠れ貧困度50% 』はちょっとマズイ
『 隠れ貧困度80%以上 』なら早急な家計管理が必要です!
中にはどうして貧困に陥っているのかわからない人も


収入もそれなりにある。
特別贅沢をしているわけでもない。
ごくごく普通の暮らしをしているはずなのに全く貯金ができない。
そんな悩みを持っている方も多いかと思います。
一概には言えませんが、その原因ってシンプルにこういうことかなと思います。
自分たちが何にいくらお金を使っているのか?
収入に対しての割合は適正なのかどうか?
お金ってただなんとなく感覚だけで使っていくと
よっぽどセルフマネジメント力のある人じゃないと
すべて使ってしまうか、赤字になってしまいます。
それにはやはり『 家計簿をつける 』っていう習慣が大事になってきます。
ボクもきっと家計簿をつけないで、予算設定をしないで
ただなんとなくお金を使っていたとしたら
きっと貯金ができないと思います。
そのくらい収支を把握するってことは重要なんですね。

そんな方はまず家計簿をつける習慣を身につけていきましょう。
最初はきっとツライことでしょう。
ボクもはじめた当初は苦行としか思えませんでしたからね(汗)
けど習慣になるまでの辛抱です!
身についてしまえば、逆につけないと気持ち悪いくらいになれます。
家計を本気で改善したいのなら、まずは家計簿から!
ここからはじめていきましょう。
家計簿のつけ方については、ボクオリジナルの超カンタンなつけ方を
詳しく別記事で解説してます。
関連記事:小学生にもできる!リムベアー流超カンタンな挫折しない家計簿の書き方

そんな悩みを持っている方はこちらの記事を参考にしてみてください。
関連記事:あなたは大丈夫?家計簿をつけてもお金が貯まらない5つの理由
目指すは『隠れ貧困』ではなく『隠れ金持ち』

とても秀逸な表現をしているブロガーさんを見つけましたのでちょっと紹介。
わが家は一見「貧乏そう」だけど、実は収入に比して資産の多い「隠れ金持ち」を目指したい。
『そう言われればそうかも。』より引用。
まさにその通りですね。そしてこの表現が秀逸すぎて素晴らしい!
ボク自身『 隠れ金持ち 』目指してます。
ボクって一見すると貧乏に見えると思うんです(汗)
・何年も同じ洋服を着ている
・通勤は原付スクーター。
・水筒には水を入れて持っていく。
・ランチは予算150円の手作り弁当
・旅行は年1〜2回しか行かない
・贅沢をしない
・築10年以上の賃貸アパートに住んでいる
・物をあまり買わない
・1,000円の物を買うのに3ヶ月くらい悩む。
・所有している物が少ない
けどそこそこ貯金あるし、お金に困ってません。
もちろんお金の不安がゼロとは言えませんが、収支は安定してるし毎日が楽しいです。
(けどもっとお金が欲しい!貯金がんばります!)
あなたはどっちが良いですか?
『 A 』一見お金持ちに見えて、実は日々お金の悩みに支配されている。
『 B 』一見貧乏に見えて、実はお金の悩みから解放されている。
ボクは迷うことなく『 B 』を目指します!
まとめ

今回は隠れ貧困について紹介してみました。
お金の悩みの大半は『 身の丈にあった暮らし 』
で解決しますからね。
関連記事:見栄っ張りは貧乏への近道です!見栄っ張りをやめるたった一つの方法
身の丈にあった暮らしをするためには
まずは自分の身の丈を正確に知る必要があります。
そのためにもまずは家計の収支の把握からはじめてみませんか?
身の丈を知らなくては身の丈にあった暮らしもできませんので。
「だいたい」とか「多分」とか「周りがそうだから」っていうような
曖昧な『 身の丈にあった暮らし 』をするんじゃなくて
自分の家計にぴったりマッチした身の丈暮らしを実践していきましょう。
リムベアー
