ある程度年収の高いビジネスパーソンや、士業での成功者など(いわゆる小金持ち)に多いのですが、成功してお金持ちである自身を周囲に認知してもらいたいがために、必ずしも必要でない高級外車や高級腕時計などの購入に走りがちです。
本物のお金持ちは経済力に自信がありますので、自らの経済力を殊更に誇示する必要を感じません。むしろ、倹約をアピールする方が多い印象を受けるほどです。
お金持ちになるための5つの「倹約」のコツとは?
お金持ちの倹約について、米国1万人の富裕層の調査をベースに上梓された「となりの億万長者-成功を生む7つの法則」(トマス・J・スタンリー、ウィリアム・D・ダンコ共著、早川書房)があります。
実際のお金持ちがどのような消費行動をとっているのか、どのように倹約・蓄財してきたのかなど、具体的数値や実例に基づいて分析されている良書です。こちらを参考に、お金持ちを目指すための倹約のコツを纏めてみましょう。
実際のお金持ちがどのような消費行動をとっているのか、どのように倹約・蓄財してきたのかなど、具体的数値や実例に基づいて分析されている良書です。こちらを参考に、お金持ちを目指すための倹約のコツを纏めてみましょう。
1.「欲しいもの」より「必要なもの」にお金をかけること
「なぜ買いたいのか?」「これは投資/消費/浪費のいずれなのか?」都度自問して、納得したものには必要十分なお金をかけましょう。
2.ノンブランド品で流行に左右されない上質なものを購入すること
商品価格の内、ブランド費は過大な利益のベースになっていることを知りましょう。ブランド名に関係なく、流行に左右されない上質なものであれば、長く大切に使うことが可能です。
3.日々の小さな浪費に敏感になること
日々の小さな出費には、誰しも無頓着になりがちです。1日100円の無駄な出費があれば、1年では3万6500円、10年では36万5000円の浪費です。これを投資に回すことを考えましょう。
4.居住空間は清潔かつシンプルな環境を維持すること
部屋にモノが多く、乱雑になっている方は、不必要なモノを衝動買いするきらいがあるようです。衝動買いによる浪費を避けるためにも、部屋は常に清潔かつシンプルに保ちましょう。
5.保有するクレジットカードは年会費無料の一般カードにすること
ブラックカード、プラチナカード、ゴールドカードなどを保有しても、高額の会費負担に見合うサービスを活用できていない方が多いです。見栄のためのコスト負担であれば、即ち浪費です。