このレースの見所は何といってもボクシングデーに、無数の参加ヨットや監視船や補助船などがシドニー湾から一斉にスタートするときの光景です。この光景を一目見ようとシドニー湾の数ある岬にたくさんの人が集まります。世界的にも悪名高い難関と言われているタスマン海峡。湾を出たヨットはのこの海峡の荒波を乗り越えながら一路ホバートへ。夏に大晦日を迎えるオーストラリアならではのイベントだということができるでしょう。
■ローレックス・シドニー・ツー・ホバートヨットレース
公式サイト:http://www.rolexsydneyhobart.com/
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シドニー湾のカウンドダウンと新年の花火
さて、いよいよ大晦日。この日は友人同士が集ってにぎやかなパーティーを開きます。主要都市ではコンサートが開かれ、その後新年へのカウンドダウンが。日本の大晦日とは違ってとにかくにぎやかに新しい年を迎えるのがオーストラリアの大晦日。夜の9時には子供用の花火が打ち上げられますが本格的な新年の花火は真夜中のカウントダウンの直後。世界の各地でも似たようなイベントが開かれると思いますが、やはりゴージャスなのはシドニーの花火なのではないでしょうか。CNNの「2017年新年の花火、世界のトップ10」で1位に選ばれています。
「シドニーハーバーブリッジ」を中心に約20分打ち上げられるシドニーの新年の花火は、年々豪華になる一方。花火を鑑賞するベストスポットは近くのホテルやレストラン。予約が難しいことと値段が高いため、明るいうちから、花火が良く見えるスポットの陣取りが始まります。
さて、大晦日の食べ物ですが、日本だったら年越しそばですね。オーストラリアには特にこれといった大晦日の食べ物はないのですが、年が明けるとシャンペンで乾杯します。これで本当に新年になった気分に!
2019年もどうぞ良いお年をお迎えください!
2019年もどうぞ良いお年をお迎えください!
まとめ
オーストラリアではクリスマスシーズンの始まる11月下旬から新年にかけてを「祭りのシーズン(Festive Season)」と呼び1年の中で大切なイベントが数多く行われます。特にここでご紹介したクリスマス明けから大晦日明けまでの1週間は、1年で一番賑やかな時期。今年の年末は夏のオーストラリアで、エキサイティングなイベントを体験してみるのはどうでしょうか。
【旅しながら自由に生きる】オーストラリアの食べ物は安い?1カ月〇万円の食費事情
「物価が高い」と思われがちなオーストラリアの生活事情。しかしやりくりすれば日本よりも安く、そして優雅に生活することだってできるのです。今回は気になるオーストラリアの食事について費用面も含めてご紹介していきましょう。