DINKS夫婦が家事なしライフでお金と時間を手に入れた話

平日はフルタイムで働いて、休日にまとめて家事を片付けたら半日が終わってしまう。そんな生活を送っている方が案外多いのではないでしょうか?働きながらの家事はなにかと負担が大きく、家庭においては家事分担が喧嘩の原因になることも多いようです。

私たち夫婦も幾多の争いを繰り広げてきた結果、家事代行サービスで解決することにしました。すると、自然と喧嘩はなくなり、部屋はいつもきれいで快適、家事に取られていた時間は好きなことができる時間に。気にはなるけど少しハードルが高そうに見える家事代行、実際に利用している筆者から、リアルな体験談をご紹介いたします。
2018.6.15

最近よく聞く「家事代行」って何?

家事代行とは、掃除をはじめとした普段の家事を依頼できるサービスのこと。専用機材で掃除するハウスクリーニングとは違い、自宅にある道具を利用して、主婦経験のある方などに「いつもの家事」を代わりにしてもらうものです。
実際にわが家では部屋の掃除機がけ、水回り掃除、洗濯、ベッドメイク、ゴミ出しなど、一通りの家事を週に一度お願いしています。契約時間内であれば買い物や料理の下ごしらえなども依頼できます。テレビドラマからイメージされる“豪邸に家政婦さんを雇っている”というものではなく、“母親が家のことを何かとサポートしてくれる”という感覚です。

トラブルが心配なら在宅利用を!

これまで大手から個人経営まで様々な規模の家事代行サービスを利用してきました。いずれも鍵を預けて不在時に入室してもらっていましたが、一度もトラブルになったことはありません。
サービスの初回は必ず挨拶をして、もし気になる点があればスタッフさんを交代してもらうことも可能です。私たちは洗濯を依頼していたこともあり、男性スタッフを女性に変えてもらったことがあります。また、大手企業だとサービスによる家具の破損があった際に保険対応してくれる会社もあるので安心です。
不在時の利用が心配なら、あなたが在宅の時に利用するのもOKです。私も出社前に担当スタッフさんに会うことがありますが、「奥様、いってらっしゃいませ」と送り出されるのは、なんだか特別な感じがして気分が良いもの。最近ではお付き合いも長くなったので、朝食をとらずに出勤しようとすると「奥様、食べなくてはだめですよ」と諭されるのも、実家の母に言われているようでなんだか心地が良いです。
プロの先輩主婦に家事を任せるのもよし、在宅時の利用なら困っている家事について相談するのもよし、担当スタッフさんとの付き合い方は人それぞれ、活用方法も様々です。

家事にお金を払うのは無駄遣い?

家事代行の料金体系は、多くの場合が時間単価×利用時間で計算し、追加でスタッフさんの交通費が1回あたり数百円かかります。契約する会社や地域、依頼したい家事によって差はありますが、1時間当たり3,000円前後から利用できるところが多く、週1回3時間の利用で月にかかる費用は3万円~4万円です。
自分たちでやればお金はかかりませんので、日常の家事に月数万円を払うことを無駄遣いだと考える人もいるでしょう。しかし逆に言えば、数万円で綺麗な部屋と家事のないストレスフリーな環境を手に入れ、自由な時間が増えるだけでなく夫婦喧嘩の原因まで解決します。空いた時間で私はこの記事の執筆をして原稿料を手に入れ、夫は働きながら大学院に通う時間を手に入れました。夫婦仲はそれまでよりさらに良くなった実感もあります。
高いのか安いのか判断は人それぞれですが、家事がストレスになっている方にはぜひ一度この快適さを体験いただくことをおすすめします。家事から解放された時間で何が手に入るのか。それを考えれば、家事代行サービスの利用は決して無駄遣いではないはずです。
★次の更新は6月30日(土)の予定です。
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DINKS婚(ディンクス:Double Income No Kids)を選択し、夫と自由なふたり暮らし。長い人生、夫婦ふたりきりでどうやって楽しく生きていくかを試行錯誤しながら模索中。
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