また、米スポーツ情報ウェブメディア「ESPN.com」では、今まで、ジョーダンブランドは日本では数百店舗でしか扱っておらず、中国、アメリカに比べたらその売上は微々たるものなので、八村が日本やアジア諸国でジョーダンブランドの象徴となり、人気を広めてくれたらと、Nikeは期待を寄せているのだろう、としています。
ジョーダン ブランド フットウエア担当 ヴァイスプレジデントのジェントリー・ハンフリーは「八村は完全補完的な役割で我々のビジネスが世界的に成長する助けをしてくれるだろう」と話しているということです。
特に、10月にNBAのチーム、ヒューストン・ロケッツのジェネラル・マネージャーが香港をサポートするコメントをTwitterに投稿したことがきっかけとなり、アメリカに次いで最も大きなマーケットである中国とのビジネスに亀裂が入るのではないかと心配されているNBAにとっては、是非とも日本での市場拡大を願っているところではないでしょうか。
様々な期待が寄せられている21歳の八村ですが、当の本人は、プレッシャーを苦とも感じない様子で、NBAのスター選手たちを相手に素晴らしいプレーを見せています。彼の今後の活躍から目が離せません。
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11月11日は「電池の日」。10月9日、「リチウムイオン電池」開発の功績で吉野彰博士がノーベル化学賞を受賞しました。「全樹脂電池」「リチウム空気電池」「全固体電池」など次世代電池の開発競争もますます盛んで、最前線では日本人科学者も活躍しています。