2018.9.20
魅力はどこ?富裕層に人気のトライアスロン
トライアスロンは、2000年のシドニー大会からオリンピックでも正式競技となっている、水泳(スイム)1.5㎞、バイク(自転車ロードレース)40㎞、長距離走(ラン)10㎞という3種目をこなすスポーツです。
国内外にたくさんの大会があり、多くの富裕層経営者も参加しています。30代から50代が中心ですが、70代の経営者や女性の参加者もいます。
消費するカロリーは、フルマラソンよりも少ないと言われてはいますが、過酷なレースであることに間違いはなく、「おもしろそうだから」という理由だけでは、簡単に始められるものではありません。
では、そんなトライアスロンに魅力を感じる富裕層が多いのはなぜなのでしょう。
経営者として成功するために必要なのは「明確な目標を持つこと」と言われています。目標があるからこそ、達成した時の満足感は大きなものになります。「だからといってトライアスロンに挑戦しなくても」と思ってしまいますが、そこがやはり富裕層経営者、考えることが違うのかもしれません。
トライアスロンの意義について、「到達不可能なくらいの目標にチャレンジすること」と表現した経営者がいたそうです。高いハードルを越えられたら、さらにハードルを高くする。その繰り返しを行うストイックなまでの姿勢こそが、経営にもトライアスロンにも共通するものなのでしょう。
また、日々の中で「意思決定をする」という場面にぶつかることの多い経営者たちは、かなりのプレッシャーの中で仕事をしているはずです。
頭を空っぽにする時間、トライアスロンはそれを作ることができる数少ない競技のひとつなのかもしれません。
頭を空っぽにする時間、トライアスロンはそれを作ることができる数少ない競技のひとつなのかもしれません。
富裕層がトライアスロンにかける費用は?
「トライアスロンはお金がかかるもの」というイメージから、挑戦を諦めてしまう人も多いと聞きます。本当にお金がかかるスポーツなのか、調べてみました。
マラソンとは違い、トライアスロンは3種目あります。その分、色々なアイテムが必要になります。ここでは、レースに参加する時に必要なものを中心にあげてみました。表示の価格は参考用です。もちろん、抑えることも、限りなくかけることもできます。
3種目共通
・レースウエア(上下セット) 1万5,000円〜
この上にウェットスーツを着用して、泳ぎます。
この上にウェットスーツを着用して、泳ぎます。
スイム
・ウェットスーツ 3万円〜
・ゴーグル 3,000円〜
トライアスロンの大会では、ウェットスーツの着用が義務付けられています。
・ゴーグル 3,000円〜
トライアスロンの大会では、ウェットスーツの着用が義務付けられています。
バイク
・ロードバイク 10万円〜
・ヘルメット 8,000円〜
・バイクシューズ 1万5,000円〜
・ヘルメット 8,000円〜
・バイクシューズ 1万5,000円〜
ラン
・ランニングシューズ 7,000円〜
他に、練習用の水着やキャップ、バイクウェア、スポーツサングラスなどがあります。
1番の出費はバイクということになりますが、入門用で10万円から、高いものですと100万円くらいまであります。また、レース出場となると、参加費はもちろん、バイクの輸送費も必要です。旅費や宿泊代も考えなくてはいけません。
1番の出費はバイクということになりますが、入門用で10万円から、高いものですと100万円くらいまであります。また、レース出場となると、参加費はもちろん、バイクの輸送費も必要です。旅費や宿泊代も考えなくてはいけません。
確かにトライアスロンにかかる費用は、少なくはないようです。ですが、どんな趣味でもお金はそれなりにかかるものです。消費ではなく投資と捉え、楽しみながら揃えられたらいいですね。
トライアスロンに挑む富裕層の健康管理
トライアスロンに取り組む富裕層には、「健康維持も仕事のうち」と受け止めている人が多いようです。どんなに成績優秀でも、どんなに資産があっても、健康でなくては始まりません。
自分自身をマネジメントしながら、目標をやりとげていく富裕層経営者たち。達成した時の爽快感を知っているからこそ、あえて過酷なトライアスロンのレースに挑むのでしょう。「3種目に挑戦することで得られるのは、3倍の苦しみではなく3倍の楽しみ」ということを、一番わかっているのは富裕層経営者たちなのかもしれません。