豪華列車で行くカナディアンロッキー夏の旅|観光スポットをご紹介

雄大な自然と絶景で知られる「カナディアンロッキー」。今度の夏のお休みに、このカナダの世界遺産に出かけてみるのはどうでしょう。それにはバンクーバーから出発する豪華列車の旅がおすすめです。美しい公園のあるバンクーバーもあわせ、観光の見どころをご紹介します。

2019.7.18

バンクーバーのスタンレーパークで最高のサイクリングを!

スタンレーパークはバンクーバー北西のビーチ沿いに作られたパーク。ビーチで海水浴を楽しむこともできますが、ぜひ体験して欲しいのがサイクリング。何しろ400ヘクタール(日比谷公園の25倍)もの広さがあるため歩いていては見切れません。パークの周辺にはレンタサイクルのショップがたくさんあり簡単に借りることができます。

公園には森林もあり、本格的なサイクリングも楽しめます。ただし奥に入っていくと、時間が足りなくなるので外周だけの方が無難かもしれません。外周は約10km。途中坂道もありますが、大部分は平らな道。ゆっくり写真を撮ったりしながらでも2時間くらいで回れます。パーク内には観光用の馬車やカートも走っています。途中でバンクーバーの湾に架かる大橋「ライオンズゲートブリッジ」やヨットハーバーなどを見ることができます。天気が良ければほんとうに気持ちの良い最高のサイクリングが楽しめますよ!

おすすめレンタサイクル:Spoke  https://spokesbicyclerentals.com/ (オンラインで予約可)
料金:3~6時間でC$21.71 ~ 51.42 (自転車のタイプにより異なる)

絶対歩きたいキャピラノ吊り橋

バンクーバーでもう一つ見逃せないのがキャピラノ川に架かる「キャピラノ吊り橋」です。全長140m、川面からの高さは70m。1889年に作られた「キャピラノブリッジ・パーク」の中にあります。このパークでは崖の周りに作られた「クリフウォーク」や森林の上空に作られた「ツリートップアドベンチャー」など、アクティビティーがいろいろ楽しめます。

パークの入り口付近ではカナダのインディアン文化を象徴するトーテムポールが出迎えてくれます。

キャピラノブリッジ公式サイト:https://www.capbridge.com/
入場料:C$53.95

豪華列車「ロッキー・マウンテニア」で国立公園へ

©Rocky Mountaineer

さていよいよ豪華列車の旅の始まりです。「ロッキーマウンテニア」と呼ばれるこの高山列車は、単なる山地に行くための交通手段ではなく、カナディアンロッキーの風景を十分楽しむためにアレンジされた列車なのです。そのため、ノンストップで夜も走れば1日で着くのですが、夜は途中のホテルで1泊し、昼間の時間だけ使って走ることになっています。

列車の車両には「ゴールドリーフ」と「シルバーリーフ」の2つのクラスがあります。
ゴールドリーフは飛行機で言えばビジネスクラス。2階建てになっていて、天井はドーム型のガラス張りになっています。通過する景色をより高いところから、しかも頭上のガラス張りを通しても楽しむことができます。
シルバーリーフはエコノミークラスとでも言ったらよいでしょうか。ゴールドリーフとは違って1階建てで、天井も全体がガラス張りにはなっていません。それでも風景を楽しむには十分。予算面で少し節約したいときに利用しましょう。

©Rocky Mountaineer
©Rocky Mountaineer

列車内ではただ風景を楽しむだけでなく、その素晴らしい風景を写真に収めてください。

©Rocky Mountaineer

列車内では、2日共朝食とランチが出されます。ゴールドリーフでは食堂車で食事を取り、シルバーリーフでは飛行機のようにそれぞれの席で食事を取ります。

©Rocky Mountaineer

出される料理は、賞を受賞したことのあるチェフが作るフランス料理がメインです。おいしいワインがさらにその味を引き立ててくれます。

ロッキー・マウンテニア公式サイト:https://www.rockymountaineer.com/
日本語で予約できるサイト:http://www.japanada.com/service/traffic/rockymountaineer.html
列車だけの2日間のパッケージ料金(8月、9月):
   ゴールドリーフ C$2599、シルバーリーフC$1899

バンフ国立公園観光の見どころ

©Rocky Mountaineer

さていよいよ目的地のバンフ国立公園に到着です。もちろんパッケージによっては他の目的地に行くこともできますが、カナディアンロッキーの中ではバンフ国立公園が最も有名で観光地としても開発が進んだ所です。ということで、この記事では、列車の旅はバンクーバーからバンフまでのパッケージを利用し、バンフでは現地発のオプショナルツアーやシャトルバスなどを使って観光スポットに移動する方法をご紹介します。

バンフの現地ツアーは、「Viator」のサイトでいろいろ紹介されています。
Viatorサイト:https://www.viator.com/ja-JP/Banff/d611-ttd

その中でも「バンフ発 山・湖・滝を巡る1日ツアー」に入ると、バンフの主要スポットを訪ねることができるので、おすすめです。ただしこのツアーには「バンフゴンドラ」は含まれていません。
1日ツアーサイト:https://www.viator.com/ja-JP/tours/Banff/Mountain-Lakes-and-Waterfalls-Day-Trip-from-Banff/d611-3026B12

では以下にバンフの見どころのいくつかをご紹介します。

ターコイズブルーが美しい「モレーン湖」

バンフ国立公園で最も人気のあるスポットと言えば、美しいターコイズブルーで知られている「モレーン湖」。湖に氷河が流れ込み、それによって削り取った土砂が細かく砕かれ、そこに光が当たり屈折してこのような神秘的な色になると言われています。
モレーン湖では湖の周囲を散策しても良いですが、貸しボートがあるのでそれに乗ってゆっくりした時間を過ごすのも一案です。

ルイーズ湖では豪華ホテルの宿泊・見学をお忘れなく!

バンフのもう一つの人気スポット「ルイーズ湖」は東西に細長い形をしています。いろいろな角度から眺めることができますが、この東西の対岸風景が絶景!

湖の東岸中央にある建物は5つ星の宿泊施設「フェアモント・シャトー・レイクルイーズ」です。ここに泊まるのもいいですが、泊まらなくても中を見学できるようになっています。その豪華ぶりをぜひ見ていってください。

バンフゴンドラで登る「サルファー山」ではパノラマの絶景が!

©Rocky Mountaineer

バンフ国立公園にある「サルファー山」にはゴンドラで登ることができます。ゴンドラに乗るには町の中心から連絡バスが出ているので便利です。連絡バスの利用がめんどくさい場合は、タクシーでもいいですがホテルからの送迎と乗車券をパッケージにしたものがあるのでそれを利用しても良いでしょう。
バンフゴンドラパッケージ:
https://www.viator.com/ja-JP/tours/Banff/Banff-Gondola-Ride-Admission/d611-3026P46
料金: C$61.95

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サルファー山の山頂には周遊できる1kmの散策路が作られています。ほとんど平らになっているので歩きやすいです。ぜひ360度の景観を楽しんでください。また山頂にはショップやレストランもあります。

バンフの中心街で食事やショッピングを楽しもう!

©Rocky Mountaineer

バンフの中心街はとてもモダンで良く整えられています。ホテルを初めレストランやお土産店、また博物館やギャラリーがあり、国立公園にありながら「町歩き」が楽しめる所です。

©Noel Hendrickson

バンフのメイン通り「バンフ・アベニュー」から少し細道に入った所にある「ザ・ブロック キッチンアンドバー(The Block Kitchen and Bar)」は、日本で言うところの居酒屋。店内は決して大きくありませんが、おしゃれな雰囲気の中でドリンクを飲みながらおいしい料理が楽しめます。トリップアドバイザーの「エクスレンス認証」を2016年~2019年の4年間連続で受賞している名誉あるレストランです。

ザ・ブロック キッチンアンドバー公式サイト: http://www.banffblock.com/

©Whitney Arnott

「スリーピング・バッファロー(Sleeping Buffalo)」はバンフの中心街から少し離れた所にある「バッファロー・マウンテン・ロッジ」の中にあります。最近改造したばかりのカナダ風の木を使ったインテリアが印象的なレストランです。この店もトリップアドバイザーの「エクスレンス認証」を2016年~2019年の4年間連続で受賞しています。

スリーピング・バッファロー公式サイト:https://crmr.com/buffalo/dining/

アクセス

カナダのバンクーバーには日本からは直行便がないので、成田空港からデルタ航空でシアトル経由の便を利用するのがベストです。所要時間は乗り換え時間を入れて約12時間。
ロッキー・マウンテニアの乗り場はバンクーバー市内にある「ロッキー・マウンテニア・バンクーバー駅」です。

住所:
Rocky Mountaineer Vancouver Station
1755 Cottrell Street at Terminal Avenue
Vancouver, British Columbia

帰り方

列車の旅のパッケージを使ってバンフで下りた場合、もちろんバンフからバンクーバーまでまた列車で戻ることができますが同じ景色をもう一度見る気はないですね。それにさらに2日間も掛かってしまいます。ですので、帰りはバンフからバスでカルガリーまで移動し(所要時間約2時間)そこから飛行機でバンクーバーもしくはシアトルまで飛び、日本に戻るのが良いでしょう。

まとめ

広大な公園や森林に囲まれたバンクーバー。そして冠雪を抱く岩山とターコイズブルーの湖が美しいカナディアンロッキー。そんな夢のような風景を求めて豪華列車で行くカナダの旅、いかがでしたか。見どころがあまりにも多くてすべてご紹介できなくて残念ですが、残りは実際に足を運んで確かめていただければと思います。2~3日ではとても見切れないカナダ西部。お盆休みなどを利用してぜひ長期休暇を取って出かけてみてください。

setsukoT

オーストラリアのメルボルン在住。現地の日系企業で翻訳・通訳をする傍らフリーランスライターとして記事を執筆。2017年からはフルのライターに。カルチャーや社会に関心があり、趣味は旅行とアート。旅行はほとんどの場合、自分たちで計画して旅している。

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