結果的に、貯金5,000万円には到達できず、準富裕層入りが叶わない可能性も高いでしょう。
起業して5,000万円貯金・準富裕層入りの可能性もあるが
そして、3つ目の方法として、サラリーマンを辞めるという選択肢があります。ただし、積極的にオススメするものではありません。
・独立して起業する・・・・貯金するためには、支出を減らすだけでなく、収入を増やすことが重要です。そうなれば、独立して起業する選択肢もあり得ます。ただし、起業して成功するためには、人並み外れた努力・研鑽が求められます。起業後1年以内での倒産・廃業が6割以上とも言われ、10年後に生き残れるのは僅か数%の厳しい世界です。失敗のリスクは高いですが、起業して成功した暁のリターンはサラリーマン時代の比ではありませんね。
貯金5,000万円の準富裕層どころではなく、一気に富裕層入りの可能性すらあります。それでも、来月も売上が立つだろうか、支払いはできるだろうかと、サラリーマン時代には無縁だった不安に常に苛まれることになるため、メンタルタフネスがない方の起業は不向きです。
ここまで見てくると、一般的な属性の方が結婚して、子供をもうけることを諦めずに準富裕層入りを目指したいならば、サラリーマンを続けつつ副業/投資とを両立させ、5,000万円の貯金を作ることが、最も現実的な方法だとも考えられますね。この辺りの方向性の確立は、社会人になってから極力早い時期に行うのが賢そうです。場合によっては、学生時代にある程度人生の方向性を見据えておくことも有効でしょう。