2018年7月23日 更新

スマホ写真が歴史を刻む——Everyday Japan クロニクル

日本のスマホ普及率は2016年に7割を突破。スマホカメラは日常風景を切り取り、全世界での共有を容易にしました。2017年11月には、そうした写真をドキュメンタリーとして蓄積するプロジェクトも発足。あなたの写真が人類の遺産になる日が来るかもしれません。

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2018.7.23

日常風景を切り取るスマホカメラ

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総務省『平成29年度版 情報通信白書』によれば、日本でのスマートフォン普及率は7割を突破。スマホの主要機能はメールや通話ですが、スケジュール管理したり電子書籍を読んだりすることもできます。もちろん、写真や動画を撮ることも。何か面白いものやきれいなもの、可愛いものを見つけたとき、あるいは友達とテーマパークやカフェを訪れた際にさっとスマホを取り出してカシャッと撮るなんて姿も珍しいものではなくなりました。
スマホはほぼ常にインターネットに接続できるため、撮影した写真は簡単にTwitterやSNSで共有するのも簡単です。写真が中心のSNSで一番の人気は、インスタグラム。自分で写真を撮って投稿したり、他の人の写真に「いいね」を押したりして楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。
スマホカメラによる写真の画質も新機種が登場するたびに上がっていき、もはや一般向けコンパクトカメラの代わりになるレベル。手ぶれ補正はもちろん、ある程度のズームも露出の調整も可能で、日常の一瞬を切り取るカメラとしては十分です。

日常の一コマが歴史を刻む「Everyday Japan クロニクル」

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写真を撮ることが普通のこととなった現代、そうした日常風景の写真を集めるプロジェクトが世界で進行しています。特に有名なのが、アフリカから始まったEverydayプロジェクトです。Everydayプロッジェクトでは、観光名所やセッティングされた美しさが競われるのではなく、ただ身の回りの日常を写した写真に意味があります。2012年にインスタグラムで発足したEveryday Africaでは現在までに4300点以上の写真が集められ、その日常風景が人々の関心と共感を呼んで写真集にもなりました。
Everydayプロジェクトは世界各地でインスタグラムを中心に展開されています。日本のEverydayプロジェクトは2015年に発足。2017年11月には、「Everyday Japan クロニクル」というドキュメンタリー・アーカイブ・プロジェクトが開始されました。Everyday Japan クロニクルには13歳以上なら誰でも参加可能。公序良俗に反しない、誹謗中傷を行わない等の一般常識を守り他者を尊重する姿勢さえ持っていれば、写真のプロ・アマも文化も問われません。投稿される写真は被写体が存在した日付と結びつけられ、時系列やカテゴリーで分類されます。
Everyday Japan クロニクルに参加するには、公式サイトからアカウントを登録。ログインした状態で、あなたのスマホやPCに保存された写真を投稿することができます。

あなたの日常が人類の遺産になる

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日本のEverydayプロジェクトで多いものは「自撮り」、「食べ物」、ペットの「可愛い」姿や観光名所の写真、空や花などの漠然とした「きれいな」写真なのだとか。一方、元祖Everyday Africaの写真では、ボールを蹴りながら壁沿いを走る男性や、毎朝豆の皮むきをする女性の横顔などの気取らない日常が写されていたり、別のEverydayプロジェクトの写真では自撮り棒で記念写真を撮る人々や、女の子が父親らしき男性に遊んでもらっている光景が写されていたりします。

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