1 成功者はお金で買えないものにお金を使う
家族との時間のためにお金を使う
あるいは成功者は、自身の子どもの教育にもお金を費やしています。クォンタム・ファンドの共同設立者であるジム・ロジャース氏は、子どもの教育のためにニューヨークからシンガポールへ移住しています。これは21世紀はアジアの世界になると予測し、アジアを知り中国語を話せることができるようにとの考えがあるからです。
時間にお金を使う
また成功者の多くは、限られた時間はお金で増やすという発想を持っています。
日本電産の会長である永守重信氏は、「私はM&Aで時間を買っている」と語っています。顧客開拓や開発のための時間、生産技術の確立などをM&Aによって買うことで、要する時間を短縮しているのです。
健康維持のため、生活習慣の改善のためにお金を使う
2 成功者は成功体験を仕組み化している
インド人「シュガール」の成功法則
自身の成功体験をもとに仕組み化している
成功者はみな、自分なりの哲学をもとにした生活習慣を持っています。そしてそれは、自身の成功体験をもとに行動しているものです。その成功体験を仕組み化し、労力を集中すべきことを絞り込むことによって、大きな成功につながります。
また成功体験の背景には、多くの失敗もあるものです。ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏やソフトバンクグループ会長兼社長の孫正義氏は、ともに日本を代表する資産家であり起業家でもありますが、多くの失敗を重ねて成功している共通点もあります。
失敗を重ねたからこそ、成功した理由も明確になります。あとはその成功体験を仕組み化すれば、事業は軌道に乗るというわけです。楽天の三木谷浩史社長も、楽天を創業する前には多くの事業を立ち上げては失敗したと語ります。それを経たからこそ、成功パターンが出てきたと語っています。
成功者はこのように失敗のあとの成功体験をうまく仕組み化しています。このような思考をベースに生活習慣を身につけることで、成功への道も開けるのではないでしょうか。
3 成功者は自分が不得意なことに対して人の力を借りる
成功するためには資源を有効活用しなければなりません。資源とは自分の能力であり、もっとも得意とすることに労力を最大限につぎ込むことが大事です。
しかし仕事には自分が不得手とすることもあります。不得手な仕事に時間を割く労力は避けなければなりません。
そんな時は、自分が不得手とすることが得意な人の力を借りましょう。調べ物や慣れない作業に時間をかけずに、効率良くこなすためのアドバイスを受けることが大切です。
ニトリ会長の似鳥昭雄氏は、「何もできないから、色々な人の力を借りながら成功できた」と語っています。フォード社の創業者、ヘンリー・フォード氏も「自分よりうまく出来る人がいるのなら、その人に頼めばいい。全部自分一人でやろうなんて思わないことです」という言葉を残しています。
まとめ
◆ 月5万円で1億円を作った人に共通する 「資産形成期の行動」とは
参考サイト
シンガポールに住むのは教育への投資(ジム・ロジャーズ)
https://style.nikkei.com/article/DGXNASFK17020_X10C13A3000000/
永守重信氏
あらゆる時間をM&Aで買う
https://maonline.jp/articles/nidec20180726
「1000人に1人」のカラダはこう作っている【GMO熊谷社長】
https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/15/061600020/083100015/?ST=m_bodycare
【経営者の戦う体】サントリー新浪剛史社長が“最強”の理由
https://goetheweb.jp/person/slug-n1e33400ce54c
世界の成功者が密かに使っている印僑大富豪の成功法則
http://sachinjugaad.jp/successful-law/
柳井正と孫正義に共通する「原体験」と「失敗力」
https://forbesjapan.com/articles/detail/12847/1/1/1?_gl=1*1w0qvuf*_ga*cE4yemN0cGRHbk0xbDA3VU5vekcwMHE0SkdWQUl1N3dXLXNxYkUxM21mQVoyMTNndHF6M2IxMmxadVZ2SjVPUg..
「何もできないから、色々な人の力を借りながら成功できた」ニトリ会長・ニトリホールディングス社長 似鳥昭雄
https://keiei.proweb.jp/column/remark/1/134/169/
ヘンリー・フォード氏の名言
http://earth-words.org/archives/856