仕事をスピードアップできるリズムトレーニング ダイエットにもおすすめ

キャリア
「仕事をスピードアップさせたい」「忙しいけどダイエットしたい」そんな2つの悩みを抱えるビジネスパーソンは少なくありません。この悩みは、生活リズムを上げることで改善できます。今回はリズムアップのコツや高速トレーニングついて解説していきます。
2019.1.23

生活リズムをアップすることの必要性

生活リズムは、日常生活全般のスピードはもちろん、細胞の運動量や代謝量にも関わってきます。そのため生活リズムを上げることは、仕事の効率アップやダイエットにも効果的です。しかし、現在の生活リズムを長期間続けている場合、それが当たり前になり、そこから脱出することが難しくなります。だからこそ、行動が速く太りにくい生活習慣にするためには、強制的にリズムアップさせる必要があります。
生活リズムを上げるためには、日常のリズムアップを意識しながら高速トレーニングを行うことが効果的です。

生活リズムを上げる準備運動とは

まずは、生活リズムを上げる準備運動をしましょう。そのためには、日常生活の動作スピードを上げたり時間を短縮したりすることを意識してください。たとえば、通勤時の歩行速度を少しだけ速くすることを意識します。また、歯磨きに使う時間を30秒短縮するなども効果的でしょう。
さらに身体的なことだけでなく、悩む時間を短くするなど、精神面でのスピードアップや時間短縮もおすすめします。糖質は、内臓や筋肉だけでなく脳でも消費されます。そのため、身体的なことに加え精神的スピードアップを図ることは、脳の活性化やダイエットにも効果的なのです。

日常生活に高速トレーニングを取り入れる

行動のスピードアップや時間の短縮を意識した後は、リズムアップのためのタスクを加えましょう。おすすめは、日常生活の中に「高速トレーニング」を取り入れることです。高速トレーニングとは、名前の通り速いスピードで行うトレーニングのことを言います。そのため、高重量での筋トレやスロートレーニングなどは当てはまりません。
ここでは生活リズムアップが目的のため、自分の意思でスピードアップできる方法が効果的です。そのためのトレーニングとして、「高速ウォーキング」や「高速足踏みボクササイズ」があります。

高速ウォーキングとは

高速ウォーキングは、一歩あたりに使う時間を短くするウォーキングです。競歩のようなものと考えて良いでしょう。ただ、同じ歩幅でスピードアップする場合は運動強度が高くなるため、体力に自信のある人以外はおすすめできません。そのため、通常は歩幅を狭くします。そうすることで、適度な強度でスピードの速いウォーキングができるでしょう。
高速ウォーキング中は、腕をよく振ることが大切です。その際、腕を大振りせずに、ひじを曲げてコンパクトに振ると良いでしょう。まずは、歩幅をシューズ一足分狭くするところからはじめてください。そして歩幅を徐々に狭く、一歩に使う時間を短くしていくことで、自然に高速ウォーキングができるようになるでしょう。高速ウォーキングは、いつものウォーキングの時間に5~10分程度行ってみてください。慣れたら歩幅や腕の振り幅を大きくしましょう。ダイエット効果がより高くなります。
普段ウォーキングをしている人でも、高速ウォーキングをすることで、いつもと違った筋肉の使われ方ができます。そのため、リズムアップとともに、下半身を中心とした引き締め効果も期待できるでしょう。

高速足踏みボクササイズとは

次に、高速足踏みボクササイズについて解説します。足踏みボクササイズは、主に上半身の筋肉を刺激できるトレーニングです。やり方は、その場で足踏みをしながらボクサーのように左右のパンチを繰り出します。右ひざを上げた時は左のパンチを、左ひざを上げた時は右のパンチを、といったように、左右交互にできるだけすばやくパンチをしてください。1秒間に4発(左右2発ずつ)以上が目安です。
はじめは軽くひざを上げたり腕を伸ばしたりして、スピードに慣れるところからはじめてください。慣れるにつれ、ひざをより高く、そして腕を伸ばしていきましょう。ただし、スピードは落とさないようにしてください。20秒×3セットからはじめ、40秒、60秒と時間を延ばしていきましょう。
高速足踏みボクササイズは、二の腕や腹筋を鍛えることができるトレーニングです。また運動強度が高く、ウォーキングよりも全身運動の要素が強いのが特徴です。家の中で短時間でできるトレーニングのため、日常生活にも取り入れやすいでしょう。

まとめ

生活リズムを上げるために意識することや高速トレーニングについて解説してきました。私たちの体は、ホメオスタシス(恒常性維持機能)が常に働いています。そのため、身体的・精神的に過度な負担がかからないようになっています。スピードアップを意識したり高速トレーニングを続けたりすることで、このホメオスタシスが移動します。すると、速いスピードが当たり前という感覚になります。
リズムアップ行動は、はじめはせわしなく感じるかもしれません。しかし、日常的に続けることで、いつの間にか肉体改造や行動のスピードアップができていることが体感できるでしょう。