しかし、他人事ではなく、当事者意識を持ってこの交渉の推移を見守るべきだと思います。それは、もしテールリスクが起こらなくても、投資家として一つの歴史の証言者となりえること、そして、その経験がいずれかの投資判断に活かすことができます。
米朝首脳会談の評価を語る前に投資家であればすべきこと

世紀の会談とされた米朝首脳会談が2018年6月12日に終了しました。マスコミ、テレビ、新聞は専門家のコメントを載せて「成功」、「失敗」、「アメリカの負け」、「金書記長の粘りがち」などと評価していますが、実際のところはどうなのでしょうか。私は、これからの実務者ベースの話し合いでその推移を見守らないとなんとも評価できないのではないかと思っています。それよりも投資家であればすべきことがあるように思います。
渋谷 豊

ファイナンシャルアカデミーグループ総合研究所(FAG総研) 代表、ファイナンシャルアカデミー取締役
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