「SLAM DUNK」は日本を代表するアニメ作品の一つですが、昨今は海外でも大人気を博しています。台湾や中国の10〜20代の学生などと会話してみると、この高校バスケットボールを主題にしたアニメに男女とも詳しく、しばしば驚かされます。東京を旅行する際、わざわざ湘南エリアにまで足を伸ばし、この作品の舞台である江ノ電沿線を訪ね歩く子もいるほどです。この名言は対戦チームの堂本監督が発した台詞なのですが、ビジネスシーンにもプライベートシーンにもシックリくる名言ですね。しかし、飽く迄も敗因分析と、その対策ができていることが前提での財産でしょう。
海外映画に見る英語の名言を2つ
最後に、海外映画に見られる英語の名言を2本紹介しましょう。映画は国内作品、海外作品を問わず、まさに名言の宝庫ですね。
『You can't handle the truth!!(お前なんかに本当のことが分かってたまるか!)』
この短い名言は、軍事法廷を舞台にした映画「ア・ヒュー・グッドメン」の中で、トム・クルーズ演じる法律家に責められた軍人が思わず吐き捨てる台詞です。命を賭けて最前線で戦ってきた身にとっては、温々(ぬくぬく)と後方でロジックをいじくり回している法律家などに、そう簡単に戦場の真実なんて説明できるものではない、という心情を吐露した名言なのですね。まさに、兵士は黙して語らずです。米国では、この台詞がCMなどでパロディにされました。奥さんや彼女に責められた時に使っても、窮地を脱する名言?になるかは保証できません。
『She handled life like it was easy. Always. Even when it wasn't.(彼女は悠々自適に生きていたよ。いつでも。辛い時でさえも)』
映画「マイ・インターン」の主人公は、女性CEOとして多忙な日々を送るジュールズです。社会的取り組みの一環として、シニアインターンのベンを雇います。人生の先輩であるベンから、ジュールズは心の琴線に触れる多くの学びを得ます。この短い英語の名言は、ベンが亡き妻のことを語るシーンに出てくるもの。辛い日々でも、そんなことをおくびにも出さずに生きることは、生易しいものではありませんね。ベンの奥さんに対する感謝とリスペクトの気持ちが伝わってくるような短い名言です。ここでも、漠然とした状況を表す"it"が登場します。
名言は映画にあり?人生に効く俳優や映画監督が発した名セリフ6本
「名言は映画から生まれる!」映画好きな方には、恐らく賛同していただける見解ではないでしょうか。今日は洋画・邦画を問わず、俳優や映画監督が発した人生に効きそうな名セリフを紹介してみます。英語のもの、日本語のものなど、吹き替えなしでオリジナルに忠実に紹介しましょう。