活動できる時間が増える
当然のことながら、眠る時間が短ければ、活動できる時間が増えます。例えば、1日の睡眠時間が5時間で大丈夫なら、単純に計算して19時間を活動に使えることになります。睡眠時間が10時間必要となると、活動に使える時間は14時間です。この差は、意外と大きいかもしれません。
すっきり目覚められる
ふだん7時間睡眠の人が5時間で起きようとすると、少々つらさを感じるのではないでしょうか。しかしショートスリーパーの人は、短い睡眠時間でも心身が休まっているため、すっきり目覚めることができます。
気持ちに余裕が生まれる
すっきり目覚めることができ、なおかつ、日中の活動時間もたっぷりあるということで、気持ちに余裕が生まれることもメリットといってよいでしょう。1日のスケジュールも、ゆとりを持って組むことができます。
ショートスリーパーになるための方法
睡眠はあくまで「質」が重要です。ここでは、睡眠の質を高めながら、今よりも睡眠時間を短くできる可能性がある方法をご紹介します。事前にお伝えしますが、体調を崩された場合は無理に続けないようにしましょう。
起きる時間を決める
まず、起床時間を決めることがスタート地点です。起床時間を決めたら、必ずその時間に起きることを心がけ、繰り返し行うようにしましょう。
睡眠時間は段階的に短縮していく
決めた起床時間に合わせて、睡眠時間を少しずつ短くしていきます。具体的には、1~2週間単位で、就寝時間を15分くらいずつ遅くしていきましょう。これを積み重ねることで、無理なくトータルの睡眠時間を短縮することができます。
食生活を見直す
夕食は、就寝時間の3~4時間前にはすませるようにします。寝る直前に食べると体は消化活動をしているため、質のよい睡眠がとりにくくなってしまうからです。