2021年3月11日 更新

富裕層になった人に直接訊く「自己投資」「セルフコントロール」「人を見る基準」

お金がもっと欲しいと思って取った行動が、実は、お金を遠ざける結果になっているかもしれません。NG行動に気づき、 “発想"を少し切り替えることで「お金持ち体質」が手に入ります。泉正人の最新刊『お父さんの「こづかい」は減らすな』、今回は特別編「著者に質問!」編です。

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2018.9.17
『お父さんの「こづかい」は減らすな!』の著者、泉正人へ直接質問できる質問会が、開催されました。泉が代表を務めるファイナンシャルアカデミーの研修の一環として、行われたものです。今回は、その一部を紹介します。人生を豊かに生きるためのヒントとは?
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質問A:「自分にとって最終的に利益となるのがそれに対して投資をすべき」という話でしたが、これって投資になっているのかどうなのかの見分けが難しいと感じています。後にならないとわからないこともあると思うし、レシートの小分けの品目と同じように「どっちなんだろう?」と悩みます。「投資かどうか」の見分けや基準はありませんか?
泉:良い質問ですね。結構自分のことだと意外とわからないんです。たとえば、今日よく働いて肩が凝ったからマッサージ行く、これは投資だと思うかもしれない。でもそうじゃないかもしれない。今日はマッサージして楽になったけど明日も疲れてるかもしれない。誰にもわからないんです。
そのときの1つの基準はお金を自分に払うんじゃなくて他人に払ったらどう感じるかっていうのを考えてみること。
たとえば、あなたの部下や監督しているバイトさんがいるとします。今日はすごくがんばったのでマッサージ代経費で精算して良いですか、3000円ですって言ったら許可しますか? ないですね。他人に経費として払えないという事は、それは自分にとっても投資じゃないんです、消費もしくは浪費。
自分だと甘いから全部投資にしちゃうけど、「今日頑張ったからケーキ食べてもいいや」っていうのを、それを経費精算、誰かが自分にしてきたら払うかっていう視点に目を向けてみるとすごくクリアになります。
もしかしたら、同じ項目でも、投資と考えられることもあります。システムエンジニアチームがあります、もう3日間徹夜で作業しています。そういう人に一時間マッサージっていうのは投資かもしれない。効率が上がるかもしれないと考えられたら、それは投資のときもあります。誰かから申請されるお金っていう視点で考えてみましょう。
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質問B:私は今不動産投資を学び始めて実践に向けて頑張っています。投資は、自分が普段考えている生活のお金と少し感覚が変わってしまうところがあります。自分が浮ついていないか、ちがう規模感で判断がおかしくなっているのではないかとか、時々自分をクールな目で見なきゃいけないなとか思いながらやっているんですが、泉さんはいろいろな投資をしていく中でどんな風にご自身をコントロールしてきたのか知りたいです。
泉:これはすごくシンプルで、他人の目を使うという事です。マッサージ代の経費と同じで、この投資をたとえば泉だったらどう思う、やるかやらないかどう思うか? そういう目を持ってみるとすごく冷静になれます。私の場合も星さんというメンターがいました。星さんだったらと自分で考えて、考えた結果を本人に答え合わせしたことがあります。「こういうのがあるんですけどこれはいいですかどうですか。」っていうのを聞きました。自分が正しいか正しくないかというのが、自分だけだと興奮しちゃってできないことが多い。なかなか難しいところだけど、この方法で、冷静になって客観的な目を持てるようになります。
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質問C:「結果を出している人」を見ましょうという話がありました。「結果」って結構難しくて、今は良くてもそうじゃなくなるときもある。ただ、泉さんの周りはいろんな良い人材が集まっていると思います。人に対する目利きの部分が潜在的にあるんじゃないかなと思ったのですが、人のどんなところを見ているか、教えて頂きたいと思います。
泉:本に書いてあるのは、投資のアドバイスをもらう場合の話です。そういう場合には実際に成果を出している人に聞いた方がいい。でも、実際の人間関係だと、そんなの全然関係ないんです。そこの基準は、2択で考えること。頭の中でその人を真ん中で割ってみて、「お金を与えたい人」か「受け取りたい人」のどっちに振れているかっていうのを結構見ています。
僕は、「与えたい人」が好きです。周りはそんな人間がいっぱいいます。お金だけじゃなくて何かしらを、知識でも、人を紹介するでもそうですけど、普通フィフティー:フィフティーですよね。でも自分の方がより多くがっつり欲しいっていう人はあんまり友だちにはなりたくないし、周りにはいないです。
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泉正人 | ファイナンシャルアカデミー 泉正人 | ファイナンシャルアカデミー
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